無農薬無化学肥料天日干し　ツキミモチ　令和7年産

農薬と化学肥料を一切使わずに育てた天日乾燥のツキミモチ。（令和7年産）

長年自家採種して種をつないでいるもち米の「ツキミモチ」です。千葉県の奨励品種に採用されたお米ですが、晩生（収穫時期が遅い）である、倒伏（収穫期に倒れること）しやすい、穂揃いが悪いなどの品種特性から、「フサノモチ」という品種にとって代わられた品種です。個人的な感想ですが、伸びも味も他の品種より良くとても美味しいと感じています。この消えゆく品種を大切に残したいと思い、自家採種をしています。美味しいもち米です。

栽培期間中はもちろん、畦畔（あぜ）の管理も薬剤は一切使っていません。またカメムシ類の防除のための農薬の空中散布も行われていない地域です。

田んぼは海老敷川の上流部に位置し、沢水頼りの天水田です。沢水が枯れる場合は、用水路からポンプアップしています。

季節になればカエルの合唱がうるさいぐらいに鳴り響き、蛍が乱舞する地域でもあります。
重粘土質土壌で育つ粘りと甘みのあるお米に育っています。