イネドロオイムシ

ザリガニの食害が一段落?したと思ったら、やっぱり出てきたドロオイムシ。

イネドロオイムシは稲の葉っぱを筋状に食害する虫で、イネクビホソハムシの幼虫。

イネドロオイムシ

イネドロオイムシ
ザリガニの次は君か!!
集られると田んぼ一面真っ白になる

沢山いて食害がひどいと田んぼが白く見えるほど。

ドロオイムシに食害された稲株

ドロオイムシに食害された稲株

この虫も結構弱い虫で、紫外線に弱いらしく、泥を背負ってUVケア。
実は背負っているのは泥ではなく自分の糞らしい。
究極のUVケアね。

5月中旬ぐらいから現れ始める虫です。

全く食害のない田んぼは箱剤(田植前に苗箱に施用)と呼ばれる殺虫剤(ネオニコチノイド系のクロチアニジンやチアクロプリドが主成分)が使われている場合が多いかも。

食害で白い田んぼはこの子たちが元気なんです。

あと窒素が効きすぎている田んぼにも多い気がする。
葉色が濃い緑(黒々している)の田んぼが狙われる?

肥料少なめで過保護じゃない稲はそんなに集られないような。

まあ多少の食害は仕方ない。
カラッと晴れて梅雨が明ければいなくなる。
それまで辛抱。収量が落ちたところで、なんてことないさ。
まあ、いろんな生き物いるってことで、大目に見てあげましょう。

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