温湯殺菌(消毒)60度10分 農薬化学肥料不使用の米作り 2024年3月10日

今年もいよいよ本格的に米作り始まりました。

まずは種もみの温湯殺菌(消毒)です。

温湯消毒は、もみ枯細菌病、苗立枯細菌病、いもち病に効果あり、ばか苗病にも効果があるようです。

60度のお湯に10分間浸ける、薬剤に頼らない消毒方法です。

我が家では一回目が112kgのコシヒカリを温湯消毒。
 

温湯消毒

温湯消毒

風呂の湯舟に漬物用の樽を置き、そこに足し湯用の蛇口から高温のお湯を入れます。

70度ぐらいのお湯まで何とか出るので、それを60度になるように調整しながら注ぎます。
 

60度10分の温湯消毒

60度10分の温湯消毒


 
1回に4kg入りの種もみの袋を3袋ずつ消毒したので、計10回の工程で3時間。

消毒後はすぐに冷水に付けて、冷めたら浸種に移るので、タンクまで運びます。
 

タンクで浸種

タンクで浸種

一番日当たりの悪い温度変化の少ない場所に設置したタンク内で浸種スタートです。

播種予定の20日春分の日に向けて、種もみは準備完了です。

19日に催芽処理(30度ぐらいのお湯に浸けて芽出しする作業)するまで、3日に一度水を取り替えて管理します。

芽が出るのは分かっているのですが、毎年ぽちっと芽が動き出すまで、心配で心配で・・・。

春は心配事が絶えない季節でもありまする。
 
心配ばかりしていても、どんどんマイナス思考。

暖かくなって体をどんどん動かすと、いろいろ良い考えやポジティブな考えが湧いてくるから、あら不思議。

とにかく体を動かしながら考える!
 
春です(^^)/

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