年明け最初の野良仕事は田んぼを耕すことから始めました。
3日があまりにも暖かくて、お天道さまに申し訳ないとばかりに仕事始め。
寒い時季の田起こしは冷たい風の中では気の乗らないお仕事なのですが、陽気がよければ快適です。
 

田起こし

田起こし

寒い時季に田んぼを耕すと土が寒い風に当たりボロボロになる。
残っている稲株やワラもゆっくりと分解が進み、春には良い土になる。
秋の稲刈り後に1回、冬に1回、春に1回耕せれば完璧。
草の根特にコナギなども寒風に当てれば枯れてしまいます。
2月下旬になれば米ぬかなどの肥料をまいて春耕です。
忙しくなる前にボチボチと田んぼ仕事です。
畔草燃しや畔の補修などやることは沢山あり、
これで良しというところがないのが百姓仕事です。
とりあえず7反分が終わり残りはまた陽気の良い時にやります。

自然の前では人間なんて無力に等しいかも。
最後は神頼み的な農のお仕事。
今年も田の神に豊作を願い、
八百万の神たちに天候の安定を願いつつ野良仕事です。
 

菜の花

菜の花

南房総では菜の花も沢山咲き始めています。
なんだか春を先取りしているようですが、
本格的な寒さはこれから。
黄色い菜の花にはミツバチなんかも飛んでいて、
常春などと呼ばれているのも納得。

今年も宜しくお願いいたします。

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