今年一年ありがとうございました。 年中夢究 2015年12月30日

 
 今年一年を振り返るとやはり天候の不順が一番気になることであります。
 
 特に一番印象的なの8月から降り始めた秋の長雨。稲刈りが始まったと思ったらもう降り続いてしまい、カラカラだった田んぼも水がたまり、降り続けていたため、水が抜けない。例年になく稲刈りが遅れ、10月まで稲刈りをしているなんて年になってしまいました。

 米作りでは発芽したばかりの苗をハウスの換気ミスで焼いてしまい、一時はすべて播き直しなんてことも考えたくらいだったのですが、「稲の生命力はすごい」と改めて思うほどの復活を見せてくれました。真っ白に焼けた苗の中心から新しい緑色の目が出てきた時の喜びは一生忘れられない光景かもしれません。
 
 また、今年は落ち葉を集めている林道沿いの森の中へも入ってみたりして、房総の山の奥深さと自然の豊かさを感じた年でもあります。この秋から冬にかけて、こんなにも山が美しいと感じたことも、新しい発見でした。来年はどんな年になるのでしょう。
 
 27日には所属している房州ジンベクラブ(西アフリカの太鼓)で餅つきと忘年会やりました。野良仕事から生まれる新しい音の発見(大げさ)ももうすぐ。野良仕事目いっぱいしてから太鼓を叩くと不思議と疲れもなくなるような。

房州ジンベクラブ 餅つき忘年会

房州ジンベクラブ 餅つき忘年会

 
 そして畑では春の豆たちが、寒さの中ゆっくりじっくり大きくなっています。春の温かさを感じればぐ、ぐんぐん大きくなるはず。
春の豆たち

春の豆たち

 
 どんな年でも季節は巡る。こうして一年振り返ることが出来るのも、季節がしっかりと巡るから。そんな気がします。 
 
 今年一年お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

令和7年産のお米

令和7年産

コシヒカリ 完売御礼

ササニシキ 完売御礼

ツキミモチ もち米

ツキミモチのお餅 19日~


農薬化学肥料不使用のコシヒカリとササニシキ
低温貯蔵(15℃~16℃)

農薬と化学肥料を使わずに大切に育てたお米です。

詳しくはこちらから 

ご注文はこちらから 

instagram

Instagram でフォロー

どうして農薬と化学肥料を使わないのか

農園通信 年中夢究

  1. 初霜?? 春の花ホトケノザも 凍っています
    暦の上では大雪を過ぎ、寒さが一段と厳しくなる頃。ここ南房総でも、8日朝には初霜?が降り、畑一面真っ白…
  2. 早生大豆のフクユタカ
    とうとう今年も残すところ1か月となりました。師走っていう響きだけで、なんだかそわそわしていまいます。…
  3. 秋冬仕事の泥運び 毎年少しずつ高低差を直す 雨ばかりで作業が捗らず
    振り返ってみれば、9月中旬から10月は秋雨前線の停滞で、雨ばかりで、田んぼが乾くことがなかったです。…
  4. 山間谷の山の中 農地が荒らされて耕作放棄 捕獲に努めねば
    今期のイノシシの田んぼでの被害は、代かきもしくは田植え直後から田んぼに侵入が見られ、畦を壊したり、苗…
  5. 今年は順調に実が入ってきた 早生も晩生もいい感じ なぜか去年は早生がダメだった
    先日の満月の前日は天気が良かったため、明るい月明りで裏の畑で取り忘れたナスを収穫していたような。今頃…
  6. 種取り用魁ピーマン 取っちゃいけませんリボン付け 完熟するまで見守ります
    稲刈りが一応終わって(まだプリンセスサリーが残ってる)、ホッと一休みする間もなく、9月28日は市内一…

facebook

ご注文はこちらから

コシヒカリ、ササニシキ、和みリゾット、ジャスミンライス、もち麦、うどんなどのカートです。

旬の有機野菜セットはお米と一緒にその時ある野菜たちをお届けしています。カートの備考欄からお問い合わせください。

 

私たちが作っています

私たちが作っています

2025年12月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る