大寒が過ぎ一年で一番寒い季節。
これから来る春に向けて、
私の住む海老敷地区で祈念祭がありました。

諏訪神社幟

諏訪神社幟

毎年1月最終日曜日がこのお祭りの日。
社の中では神主さんが祝詞をあげ
五穀豊穣と地区内の住民の健康と家内安全を願う祭典です。
各地区にある小さな神社でここは諏訪大明神を祀ってあります。
やはり農村です。
村内の各地域には、
まだまだ農の神様たちが沢山いて、
これから来る春に向けて、
私たちのことを見守っているのです。

野良仕事は最後は神頼みっていつもこの通信に書いていますが、
天候にしてもその年の出来にしても、
何から何まで自然相手のお仕事で、
人間の力なんて大したことないと思うのです。

福引

福引

さて、海老敷地区の祈念祭では祭典の終わった後に福引が行われます。
豪華な?景品が神社の軒下に沢山置かれ(吊るされ)、
年に一度の楽しいひと時でもあります。
米作りは大体男の仕事だったようで、
しかも多くの集まりは男たちの集まり。
女性が参加することの少なかった時代、
このようなイベントで地域内の奥様方やおばあさんたち、
さらには子供が集まり親睦を深めるという趣旨の福引のようです。
とは言え今では新住民?の方も多く、
農業に携わらない家庭も多いけれど、
多くの地域住民の方の参加でいつも大盛況の福引なのです。
天候にも恵まれお酒も入りとても気持ちのいい祈念祭でした。

水仙

水仙

水仙も見頃を迎え、もうすぐ春の到来を感じさせる冬の一日でした。
 
 
 
(旬の野菜セット定期便と一緒にお届けしている農園通信 年中夢究2013年1月28日号より)

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