これからの農村はどうなる? 年中夢究 2022年1月24日

田んぼ仕事が始まっています。

今は時期的にちょっと早いけれど春の田起こし。と言っても秋が乾かず耕せた田んぼは半分ぐらい。なので実質的には秋耕の続きも多くある。
寒中に耕して強粘土の土を寒風にさらして稲株を分解させて春の水入れに備えます。

春の田起こし

寒中ですが春の田起こし
6反減って7反増える
いよいよ現実になりつつある

獣害(イノシシ)がひどい田んぼは苦渋の決断?で6反返却。
そしたら今度は新たに7反以上地元と別の地区で耕作依頼。付き合いもあり断れず、引き受けることに。すべて今までと同じように無農薬無化学肥料で栽培します。正直面積的い無農薬の限界?と不安になる。

耕作する人がリタイヤすれば、その農地を作る人がもう本当にいない時代が来ました。山が荒れて今度は田畑が荒れる。各戸から夕方になれば煮炊きや暖の煙が上がり、食べるものの大半は自分の田畑で獲れたお米や野菜、肉も大方自給できるってことが現実になれば荒れるところなんかなくなるかも。
この地区は世帯数45戸。数字だけで見れば3反も各戸で耕せば13町歩。もう経済優先の生活様式では豊かさや満足もあり得ない世の中です。

地域の農地をどうするかという問題は農家だけの問題ではなく、そこで生活する人すべての問題だと思います。

朝の習慣 作業日記と出汁取りと 新聞読み

朝の習慣 作業日記と出汁取りと新聞読み
最近やっと考えがまとまってきた

多くの人が農に携わりながら豊かに生活する社会を目指さねば…。
誰もが米作りをやれる環境を残す今は、過渡期なのかも。

増えた田んぼ、頑張ります!!
 

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農園通信 年中夢究

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