トラクターに整地キャリアダンプを着けて田んぼの高低直し。
高いところから低いところへ土を運びます。
2反田の手前がめちゃくちゃ高く、奥がこれまためちゃくちゃ低い。
2枚やって暗くなって終了。乾いているうちに、耕したいです。

整地キャリア

整地キャリア


土移動

土移動


暗くなって作業終了

暗くなって作業終了


 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Q
毎年作付けしていても高さが変わってしまうのですか?

A
この田んぼは3年前から耕作している田んぼなのですが、その時から奥が低く手前が高いんです。
田んぼは水が入ってくる水口と排水する「みのて」で上流下流みたいな感じになっていて、田んぼに水がなくなれば(蒸発や稲が吸うことにより水がなくなる)水を引きます。また雨が降れば満水になったり、大雨ではみのてから水が流れ出ます。その時に田んぼの泥(濁りに混ざった土)も流れ出ることもあります。そんなことの繰り返しで長年ほおっておくとみのて(下流)側が低くなってしまいます。また水路から水にも泥が混ざることもありそちら側は高くなることがあります。
さらにはトラクターでロータリー耕するとどうしても土が後ろへ寄ります。耕すたびに少しずつ土が移動して四隅が高かったり低かったりします。また、区画整備をした時の高低差がまだ出てくるので下の地盤によるのか沈むところも多くあり、そこは深くなったりします。自然相手です。決まった形にそのままあるということがなく、毎年少しずつ高低が出てくるのです。

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