溝掘って勾配付けて、パイプと竹で暗渠工事 2023年2月20日

今日は知りあいの土建屋さんのお手伝いの暗渠工事の手元作業。

場所は館山北条地区。

まず驚いたのが、私が作っている田んぼとの土質の違い。
今回の田んぼはちょっと掘ると砂です。
本当にびっくりしました。
砂壌土?砂質土??
海が近いからなのか、とにかく砂です。

掘ると水が湧き崩れてしまうような砂のような土でした。

さて、暗渠工事はまず排水側からユンボでレベルを見ながら勾配を付けて溝を掘ります。

ユンボで溝堀

ユンボで溝堀

今回は1mにつき1㎝上がりながら掘りました。
機械で掘って、勾配を見て、あとは人力で手直ししながら正確に掘り進めます。

暗渠用パイプと竹

暗渠用パイプと竹

暗渠用の穴の開いたパイプを掘った溝に埋けて、さらにその上に竹を大量に埋けます。
使った竹はシノベ竹。
竹はあればあっただけ使えるので、大量に用意してありました。

竹とパイプを埋ける

竹とパイプを埋ける

とにかく水は高い方から低い方へ流れるので、正確な勾配を作ることが大事。

暗渠工事後半

暗渠工事後半

パイプと竹を埋け終わったら、今回の作業は終了。
埋め戻しの作業は後日にやるそうです。
通常粘土土の場合は、掘り上げた土はしばらく風雨にさらし、ボロボロにしてから埋め戻すそうです。
ここは砂地なので、数日後には埋め戻せるという話でした。

すべての作業が終わる頃には、陽が傾いて寒くなってきました。

暗渠工事は神経使うお仕事です。

勾配を取れなきゃ排水が出来ないから、暗渠工事で田んぼの水はけの良しあしが決まってしまいます。

自分の田んぼも、来年は暗渠工事(修理)お願いしたいと思います。

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