身近に迫る野生動物たち 年中夢究 2023年2月17日

私がここ三芳地区に新規就農したのは1996年12月。
当時は農業者も多く、当然今高齢となっている方々も若く、農村に活気があったように思われます。
谷の奥の方まで小さな田んぼや畑があり、自然豊かな環境で米や野菜が育てられていました。
獣害の被害なんて、タヌキやアナグマ、カラスにスイカを食べられるぐらいだったような・・。
あれから四半世紀が過ぎ、高齢化が進み、農業従事者が減り、子どもなんかほとんどいない農村になってしまいました。
そのかわり野生動物がどんどん増えて、耕作地を荒らし、綺麗だった谷の景色もなくなってしまいました。
一番はイノシシ被害が増え、自然環境の良い棚田などは、土手が崩され、稲を食われ、耕作意欲を削がれてしまう事態に。

鹿捕獲

鹿捕獲

最近では鹿が出没するようになり、先日も若いオスを捕獲。
さらにここ数年田んぼに現れるのはアライグマ。

アライグマ

アライグマ
最近特に増えている特定外来生物

5本の鉤爪でひっかいたような足跡。
繁殖力が強く、どんどん増えている感じがします。

ハクビシン ジャコウネコ科

日本で唯一のジャコウネコ科
外来生物ですが、移入時期は不明だとか

果樹や果菜類を食べ荒らすのはハクビシン。

流石に自然豊かなんって言っていられない。
生き物相手に自己防衛なんて言葉は使いたくないけれど、ヒルや狂犬病の元となるような病原体をもっていて、駆除しないと大変なことになる。
もともといない生き物たちなのだから、共存はなかなか難しい。
このままいくと、淘汰(駆除)されるのは、人間かも・・。

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