畦塗り作業(機械)が終わった田んぼから、暗渠の栓を閉めていきます。

暗渠とは、田んぼの水はけを良くするために、田んぼの土中に埋められている細かい穴の開いたパイプ(素焼きの土管の場合もある)の事で、排水装置のようなものです。

水が溜まっていない時期は栓を外して排水してあり、水を溜める時には栓をして排水を止めます。

田んぼに水を溜める時期になったので、暗渠排水のある田んぼは、暗渠の栓を閉めます。

暗渠の栓大きさも形もまちまち

暗渠の栓
大きさも形もまちまち

田んぼによって設置されているパイプの太さが違ったり、栓の形が違ったり、ネジのピッチが違ったりと、結構面倒くさい。

なので、間違えないようにキャップには毎年田んぼの名前を書くことにしています。

暗渠の栓閉め

暗渠の栓閉め

田んぼによって、パイプの出ている箇所が違うので、一応分かるように目印を付けてありますが、草に覆われたり、排水路の中だったりすると、探すのも一苦労。

この場所は比較的分かりやすい場所にある暗渠の栓。

区画整備されて、暗その時に暗渠も設置されたと思うので、もう50年ぐらいになるのかしら???

暗渠排水が効かなかったり、閉めても水が漏ったりで、このインフラ?も老朽化が進んでいて、毎年どこかの暗渠を直しています。

栓を閉めれてまとまった雨が降って、水が溜まってくれば、今度は水止め、荒代かきへと作業は移ります。

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