春は緊張します。農薬化学肥料不使用の米作り 2024年3月3日

春は緊張します。　農薬化学肥料不使用の米作り　2024年3月3日

3月3日は山名地区の水路掃除がありました。
地区住民総出の水路掃除をやっているところは珍しいのでは？
農業者もそうでないお勤めの方も、田んぼの地権者ではない人も全戸参加？での水路掃除。
私は他地区の住民ですが、山名地区には私の耕作する田んぼが多くあるので、水路掃除には自主的？？に参加しています。

一昔前はほとんどの世帯が米を作っていたのですが、高齢化や担い手不足の影響で、米を作っていない世帯の方が多くなってきています。
それでも全戸参加で、さらにはヤマナハウスという団体からは、9名も若手？が参加。
毎年外部からの助っ人がいないと回らない状況になってきています。
　

水路掃除
花見台取水口の土砂撤去
人海戦術の人力作業です。

用水路の土砂や落ち葉などを掃除
すべて人力。
道具はスコップと鍬！

水路掃除が終われば、水路に水が流れ始めます。
今年は雨が少ないせいか水量が少ない。
週間天気予報を見れば雨マークも多く出ていて、期待大です。
　

肥料散布
撒いている肥料は有機JAS対応の夢咲
米ぬか、大豆粕、油カスが主原料のお米専用の肥料です。

夢咲

我が家の米作りもすでにスタートしていて、2月29日には肥料散布が終わり、田んぼ作業が本格化してきています。
一回目の種籾の温湯消毒と浸種が10日、籾播きが20日を予定しています。
そうなると田植えが4月20日前後。
始まってしまえば日程がほぼ決まってしまう米作り。

この時期は一番緊張してしまいます。

天候に大きく左右されるお仕事ですが、この緊張感も年々増していく感じがします。
その原因はやはり天候不順。
今年はどんな天候になるのか？雨は降るのか？高温障害は？田の草は沢山出るのか(*_*)？などなど。
不安の方が多かったりするのです。

この緊張も終わってしまえば楽しさに変わる。

やることをしっかりやって、後は神頼みです。
田の神様に天候の安定と豊作を祈願します・・・。

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