発芽が揃い緑化が進んだら即入水 農薬化学肥料不使用の米作り 2024年4月1日

農園の米の育苗には関東農産の有機質培土という水稲専用の土を使っています。

有機JAS対応の土で、化学肥料などは一切含まれていません。

有機というだけあって、農協で購入する合成培土や平成培土と違い、土に含まれる肥料分は発酵有機質肥料や血粉などからなり、若干の育苗時のカビや病気の元となる場合があるかと感じています。
メーカーさんからはそのような説明はありませんが、使用した感じでは、条件が整えば十分にカビの温床になりかねないかな。
 
なので、温湯殺菌やプールの敷材、保温用のシートなどの洗浄太陽熱消毒などは徹底してやっています。

さらにコツは発芽が揃い、緑化が進んだら、シートを剥がし即プールに水を入れ、水の中での育苗を始めること。
そしてハウスを換気して、病気の発生を抑える事。

発芽が揃い緑化進行中

発芽が揃い緑化進行中


 
少しぐらい発芽が揃っていなくても水を入れちゃいます。

水位は育苗箱の上までしっかり入れます。
下がデコボコで水没する育苗箱もありますが、心配せずたっぷり水を入れる。
 

プールへ入水

プールへ入水


 
一日経って苗も伸びてきた

一日経って苗も伸びてきた


 
一日経てば緑化も終わり、水没していた苗も伸びてきます。
 
とにかく早く水を入れて病気の発生を抑えることが、この土を使って、育苗することのコツだと思います。
 

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