ある友人が味噌用の大豆を一緒にやりたいというので、
播く時期について話していた時のこと。

「梅雨の最後のひと雨の、その前に」もしくは「梅雨の最後の雨の後」ってな
話をしていたと思うんですが、そんな時間の流れがあるんだと、新鮮だったみたいです。
その時は何も感じなかったのだけど、改めて考えると、
百姓っていうお仕事やそれを取り巻く自然の環境って、
人間の都合ではなかなか上手く動かない事が多いです。

大豆に関して言えば、
梅雨明け後のカラカラ天気じゃ発芽しないし、
梅雨時に播いても草だらけになっちゃうし・・。

でも人間が作り出している社会以外は、
人間の都合なんて関係なく動いているんですね。

 

カタツムリにはカタツムリの時の流れ

ゆっくり歩むカタツムリには、
いったいどんな時間が流れているのでしょうか?

花が咲くのも蝶が舞うのも、
カタツムリがゆっくり動くのも、
みんなそれぞれの時間の流れがあるんだと。

 

ラミーカミキリ

毎年同じ場所で出会えるって、
当たり前のようで、実は凄い事。
ちょっと人間が環境に負荷をかけてしまえば、
このラミーも毎年出会えるとは限らない。
今年も出会えたことに感謝。

太陽の動きだったり、
月の引力だったり、
温度だったり湿度だったり・・・。

どちらかというと人間の都合の時間ではなく、
そうした自然の時間に寄り添って生きていきたいと考えるのであります。

百姓だから、そうしないとお仕事出来ないんだけどね (>_<)

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