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そろそろ落ち葉集め 年中夢究 2016年5月22日
- 2016/5/22
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野菜の鉢上げ作業がほぼ終わり、そろそろ落ち葉集めに行かなきゃって思っていて、まずは偵察がてらふらっと林道まで足を延ばしてみました。
南房総はマテバシイが多い。昔は薪炭材や海苔栽培に枝が用いられていたため、その需要が多くあったみたいです。今では炭焼きもなくなり、海苔栽培は網に代わって、マテバシイノ出番はなくなったみたい。
山沿いの道を車で走れば、新緑の中にひと際照りのある葉っぱが見られるはず。マテバシイの新緑。ちょうど今の時期落葉を迎える。
その落ち葉を毎年集めて、野菜の育苗培土に使っています。林道には沢山の落ち葉が積もっていました。
マテバシイノ落ち葉
今年集める落ち葉は再来年の育苗培土になります。毎年毎年続けていくお仕事。本当に毎年毎年やっているお仕事です。「土を作る」なんていうと超カッコいいのですが、山の恵みの落ち葉を少し（軽トラック5台分ぐらい）集めて来て、踏み込むだけ。落ち葉についた土着菌やミミズやカブトムシの幼虫、その他たくさんのいろんな虫たち、目に見えない微生物たち・・・。沢山たくさんなのです。
落ち葉が分解されて土になる 今年の育苗培土
一年、二年と時間が経ち、踏み込んだ落ち葉がゆっくりと土になる。そんなことを毎年毎年やるのです。もうこれは決まり事、上手く文章にできないんだけど、毎年やることなのです。やらないと野菜が作れないのです。
落ち葉の土を使って鉢上げ作業
こういう流れの中に自分がいるって感覚、とっても好きなんです。
また今年も山へ落ち葉を集めに行きます。ゆっくりとした流れを感じることが出来る落ち葉集め、土作り。
ゆっくりと大好きな時間なのです。
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