秋冬野菜作付けスタート 年中夢究 2018年9月10日

 農薬、特に殺虫剤を使わずに野菜を作っていると、一番気にしているのが気温や夜温。
 
 温度計の指し示す最高気温や最低気温にも気を配っていはいるのですが、やはり一番気にしているのは、自分の肌で感じる感覚と野良に咲く花たちや虫の動き。
 

キツネノマゴ キツネノマゴ科

キツネノマゴ キツネノマゴ科


 
 寝苦しい夜は少なくなってきたし、朝のヒヤッとする空気も心地よい。雨も定期的に降ってくるような天気予報の天気図。畑で足元を見ればキツネノマゴやヤブランの花。
 
 虫たちの動きも気になりますが、大型のショウリョウバッタやキリギリスたち、カマキリも産卵に備えた活動に入ったかな。
 
 まだお彼岸までは少し日にちがありますが、菜っ葉類の第一弾を播種しました。
 
菜っ葉類の第一弾

菜っ葉類の第一弾播種


 
 稲刈りも一段落して、今週は雨マークの日が多い。前線の雨が沢山降りだす前に大根や人参の3回目を播種。菜っ葉類はホウレンソウ、小松菜、チンゲンサイ、カブ、山東菜などなど。まだちょっと冒険的な種まきですが、無事に発芽して虫たちに食べられることなく育って欲しい。
 
 この先一気に秋が深まるか、残暑が厳しいか??自然相手のお仕事と言われますが、ここ10年ぐらい自然もかなり厳しい。夏の高温、ゲリラ豪雨、大型化する台風、冬の厳しい寒さ・・・。
 
 この先どんな天候になるのかこのお仕事をしていると一番の心配事になってきています。
 
 100年後もこの土地で食べ物を作る環境が残っているのだろうか?なんて考えることもあるのです・・・。
 
 

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