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- 台風5号、稲にとっては恵みの雨になるか? 年中夢究 2025年7月14日
台風5号、稲にとっては恵みの雨になるか? 年中夢究 2025年7月14日
- 2025/7/14
- 作業日誌 日々是淡々 ブログ, 農園通信 年中夢究, 農薬と化学肥料を使わずに作っている田んぼのお米
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ここ南房総は雨降らずの日々が続いていました。
関東南部、北部共に、かなりな降水量があるようですが、こちらはほとんど降っていません。
川の水がなくなってきて、農業用のため池(堰)の水頼り。
「出穂の入水三寸」などと言われる?ように、出穂から開花時期は稲の生育ステージでもっとも水を必要とする時期に当たります。
梅雨明けを思わせる天気が続いていて、このままでは大変なことになると心配していましたが、台風5号の接近でようやく雨が降り始めました。
もうすでに大雨が降っている地域のには申し訳ないですが、こちらは水不足だったので恵みの雨になりそうです。
コシヒカリはだいぶ穂が出てきていて、ササニシキはちょうど穂が出始めました。

4/29田植えのササニシキが
穂を出し始めました。
台風の雨、期待します。
そして株元を見るとヤゴが上がってきて、トンボに羽化の真っ最中。
なにトンボかしら?ウスバキトンボ?
昔ほど数は多くないけれど、最近トンボが多く飛んでいてうれしくなります。

株元を見れば
ヤゴが羽化していました
トンボが飛ぶと・・・
空中戦で蚊やブヨなどの小さな虫を捕食してくれるので、トンボが多くいると、野良仕事中の虫刺されも少ない。
先週は三芳地区で農薬の空中散布がありましたが、散布される田んぼでは、あまりこういう光景は見られないのかも。
小さな小さな命だけれども、田んぼでお米を育てることで、そこに集まって来たり、そこから生まれたりを繰り返す。
「稲を見て、田んぼを見ず」
なんて、最近言っています。
さて米作りは終盤戦。
これからの水管理が大切。
水路を見回ってつまりがないか、こぼれて水が落ちていないかなんてやっていると、すぐに半日経ってしまいます。
いろいろ観察しながらなんで、いくら時間があっても足りません![]()
コメント
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令和7年産









恵みの雨に大感謝!命を守る農薬を使わない農法!ありがとうございます。命の循環がありますね。素晴らしいです!
いつもコメントありがとうございます。
小さな命がぐるぐる回っている感じがします。豊かな環境ってこういうことだと感じています。