ハーベスター(自走式脱穀機)使用後分解掃除点検整備 2023年10月8日

脱穀がすべて終わり、まずはハーベスターの掃除です。

慌てているとすぐに倉庫に仕舞ってしまい、そのまま年を越してしまうことも。
後回しにして後悔するのが、機械の掃除。

こういうネズミの巣になりやすい機械は、使用後まずは掃除してしまうのが一番。

というわけで、とにかく点検口と書かれている場所はすべて開け、さらにはベルト類、チェーン類、ベアリング部などの稼働部は露出させて、まずはコンプレッサーのエアで、残っている籾やワラくずなどを吹き飛ばします。
エンジンをかけて、脱穀部を駆動させての作業もあるので、巻き込まれないように注意しながらの作業。
念入りにワラくず一つ残さない気構えで臨みます(本当)
 

ヤンマーPKD60

ヤンマーPKD60
分解掃除点検整備

脱穀部が終われば次はエンジン周り。
エアフィルター、ラジエター周りはエアーで埃を飛ばします。
オイルや冷却水も点検して、ワイヤー類にはクレ556です。
 

ヤンマーPKD60

ヤンマーPKD60
分解掃除点検整備

足回りも点検ぐらいはしておいた方がいいかもです。

一通りエアーで吹いて油をさし終われば掃除と点検整備は終わり。

最後の仕上げは、エンジンオイルと軽油を混ぜた液をスプレーガンで全体に吹き付けます。
脱穀部の内部や扱き胴下、チェーン類には念入りに滴るぐらいでもいいかも。
 
吹き付けることよって、ネズミが嫌い、巣になるのを防ぐ効果と錆止め効果が期待!されます。

最後に燃料の軽油は満タン保管が基本なので、給油も忘れずに。

こんな機械ですが、やり始めれば半日仕事になります。

掃除点検が終われば、倉庫に格納して終了。
来年の秋まで出番なし。
ゆっくりお休みなさいです。
 

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