夏野菜など種まき、育苗が始まります 年中夢究 2014年2月24日

3月になれば夏野菜の種まき、育苗が始まります。
茄子やピーマン、シシトウ、トマト、キュウリに南瓜などなど。
夏になれば当たり前に食卓に上る野菜たち。
暑いころに食べる野菜だけれど、
露地で栽培するものは3月に種まきが始まります。
暦の上では立春を迎えたとは言え、まだ感覚としては冬。
今の時期から夏の事を考えるのは、
ちょいとキツイものもあるのですが、
栽培期間が長い野菜たち。
季節を先取りして種まきです。
種まきと言ってもその前に準備することがあって、
これが一番重要な事。
 

育苗用の土作り

育苗用の土作り

 

種まき、育苗に使う土の準備。
昨年集めた落ち葉、堆肥場の土作り専用の枠の中に踏み込んであったものを
切り返して育苗培土として使います。
沢山のいろいろな生き物たちが落ち葉を
分解してフカフカの栄養満点の土が出来上がります。
この土の中には大きいものではカブトムシの幼虫、ミミズなど。
小さいものでは全く目に見えない微生物まで沢山の生き物たちがいるはず。
土を作らないと何もできない。

レタス苗

レタス苗

この土の仕上がり具合で夏野菜の生育が決まってしまうんです。
農薬と化学肥料を使わずに作る野菜たちは、
本当にいろんな生き物たちのお蔭で育ている。
畑ももちろん田んぼも。
いろいろな生き物たちに感謝です。

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