季節はずれの落ち葉集め 年中夢究 2014年6月16日

先週の木曜日梅雨空の雨の中、
とある林道へ野菜の育苗培土用の落ち葉を集めに行ってきました。
この林道は5月に落葉するマテバシイがほとんど。
ちょうど今の時期が新しい落ち葉が多くいたるところに
マテバシイ独特の大きな葉っぱが山のように溜まっていました。

落ち葉集め

落ち葉集め

落ち葉集めと言えば毎年恒例の2月頃のお仕事なのですが、
今年はどういうわけか寒い時季にできずに、
そのまま米作りの3月に突入してしまい、
この作業が出来ずに悩んでいたのです。

新しいマテバシイの葉っぱなら今頃落葉だと、思いたったら即日です。

林道に入ってみると、さすが照葉樹林のマテバシイ。
薄暗いマテバシイの森は原生林のようです。
この辺のマテバシイの群落は薪炭林や海苔栽培のため植えられたり、
更新されてきたものらしいです。
大きな葉っぱ落ち葉としては、最高品質かな。
マテバシイのキラキラ輝く淡い緑の新緑の森を見ていると、
まるで原生林のような奥深さを感じます。
 

マテバシイの落ち葉

マテバシイの落ち葉

集めた落ち葉は米ぬかや鶏糞と踏み込んで、
約一年かけて腐葉土になり、野菜の育苗培土に仕上がります。

オーガニックという言葉がチヤホヤされている昨今、
農薬や化学肥料を使わない以上に土を作ることが、
オーガニックの基本なのかな、なんて思っています。

滅茶苦茶重労働ですが・・・。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

令和7年産新米のお届けのお知らせ

令和7年産

コシヒカリ 完売御礼

ササニシキ 完売御礼

ツキミモチ お届け中


農薬化学肥料不使用のコシヒカリとササニシキ
低温貯蔵(15℃~16℃)

農薬と化学肥料を使わずに大切に育てたお米です。

詳しくはこちらから 

ご注文はこちらから 

instagram

フォロー

どうして農薬と化学肥料を使わないのか

農園通信 年中夢究

  1. 秋冬仕事の泥運び 毎年少しずつ高低差を直す 雨ばかりで作業が捗らず
    振り返ってみれば、9月中旬から10月は秋雨前線の停滞で、雨ばかりで、田んぼが乾くことがなかったです。…
  2. 山間谷の山の中 農地が荒らされて耕作放棄 捕獲に努めねば
    今期のイノシシの田んぼでの被害は、代かきもしくは田植え直後から田んぼに侵入が見られ、畦を壊したり、苗…
  3. 今年は順調に実が入ってきた 早生も晩生もいい感じ なぜか去年は早生がダメだった
    先日の満月の前日は天気が良かったため、明るい月明りで裏の畑で取り忘れたナスを収穫していたような。今頃…
  4. 種取り用魁ピーマン 取っちゃいけませんリボン付け 完熟するまで見守ります
    稲刈りが一応終わって(まだプリンセスサリーが残ってる)、ホッと一休みする間もなく、9月28日は市内一…
  5. 一応記念撮影 16日午前中で掛け終わり。 いいお天気が続きますようにと 願いはするが、雨マーク連続
    コンバインでの稲刈りが終わり、次はバインダーで刈って、ナラシに掛けて天日干しする「はざがけ」の稲刈り…
  6. 炊き立ての新米コシヒカリ 我が家の新米スタートは10月から。 まずは味見で新米炊きました。
    前半戦の山名地区、海老敷地区、大学口地区のコシヒカリ第一弾とササニシキの稲刈りが無事終わり、令和7年…

facebook

ご注文はこちらから

コシヒカリ、ササニシキ、和みリゾット、ジャスミンライス、もち麦、うどんなどのカートです。

旬の有機野菜セットはお米と一緒にその時ある野菜たちをお届けしています。カートの備考欄からお問い合わせください。

 

私たちが作っています

私たちが作っています

2025年12月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る