24日に籾播きをしました。約10日間水に浸けて十分に吸水させて、最後の一晩はお風呂の湯船に浸けて、約30度のお湯で芽だしの最後の工程を経て、種もみは小さな小さな芽(根)を出し始めます。芽だしした状態で播種することにより、発芽がビシッと揃い、その後の生育も揃ってくるので、芽出しは大切な作業なのです。
 

芽(根)が出てきた種籾

芽(根)が出てきた種籾

 
家族総出の籾播き

家族総出の籾播き

 さて今年は遊び(働きに?)に来ていた義姉と娘が加わり家族での籾播きとなりました。午後からは助っ人として23歳の消防士も加わり一気に400枚の苗箱に籾播きしました。この400枚は2町分の田んぼの苗です。一回目はすべてコシヒカリ。発芽まで5日ぐらい。その後200枚はハウス内のプールへ移動、200枚は田んぼのプールで露地育苗に挑戦します。昨年も露地育苗したのですが4月中旬播きのものだったので、今年はより早い時期の露地育苗に挑戦ということです。露地の厳しい環境で育った昨年の苗はとってもがっしりとした丈夫な苗に育ったので、今年はどうなるか楽しみです。

育苗ハウス内に積み上げて発芽を待ちます

育苗ハウス内に積み上げて発芽を待ちます

 

 今年高校を卒業した娘は大学へ進学が決まり、ホッとしていますが、4月からは大学の寮生活。一人娘なのでなんだか少し寂しくなるのかななんて思っています。新しい生活に早く慣れて、夏休みに戻ってくるころには少し大人になっていればいいなあなんて思っています。この籾播きも来年は帰省するタイミングでやらねばなのです。毎年の家族の恒例の作業になればいいなあと思っています。
 
 

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