田植えが終われば田の草取りです。

今年は田んぼの草が多く出ていて、ちょっと苦労しそうな予感。最近ではあまり田んぼに入って草取りをしている風景なんか見なくなりましたが、この地域では農薬を使わない米作りが多く行われていて、まだまだ田んぼで腰を屈めて草取りなんて昔ながらの風景が残っています。もはや貴重な伝統行事??

田車(たぐるま)

田車(たぐるま)
まずは人力田車
田んぼに入って
ガシガシ土をかき混ぜる

我が家の田んぼも田車(たぐるま)という人力除草機に始まり、チェーン除草、動力除草機、デッキブラシ除草、最後は手で取る(テデトール)です。なんでこんな風景見ないかというと、優れた除草剤のおかげ。前回の通信で書いたけど、今の時期田んぼは化学物質まみれ(T_T) 草が出ないように除草剤が播かれています。

ミズカマキリ

ミズカマキリ
借りて3年目の田んぼ
ミズカマキリ発見
こういうのがたまらなく嬉しい

3年前から慣行栽培の田んぼ1町歩以上新しく借りてそこが田の草のオンパレード。1年目は草まみれ、2年目は半分、今年も草が出ていて大変なのですが、やっとミズカマキリが戻って来て、こういう生き物に会うと、少しずついい田んぼになってきていると実感します。我が家の米作りで、収量は少ないですが、生き物が沢山いるいい田んぼでお米を育てているのです。

カルガモの卵

カルガモの卵
田んぼの畦で巣作りしてて
草刈りができない

いいお米って何でしょう?美味しいのはもちろんですが、生き物がその田んぼを選んでくれて、そこで生きていることだと思います。お米はその生き物たちに守られながら一緒に育つのだと思います。

多少の草は大目にみよう・・・(>_<)

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農園通信 年中夢究

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