秋冬野菜育苗スタート 農薬化学肥料不使用 2025年8月30日

今年は早く播こう!早く始めよう!って意気込んでおりましたが、ここ南房総雨降らずの毎日、酷暑の毎日・・・。気合は暑さに弱いようで、結局8月30日になってしまいました。カリフラワーは本当は7月下旬から8月上旬播きが良いのだろうけれど、この天候では多分播いても、溶けてなくなっちゃいそう。週間予報に雨マークが出始めた頃が播き時だ。なんて自分を納得させて播種決行です。

太陽熱消毒中の苗床

太陽熱消毒中の苗床

となりに植えてある葱なんか、溶けてなくなっちゃうのも多い。

このビニールを剥がすと、太陽熱消毒された苗床が現れる。ビニールを剥がしたら表面はいじらずに、耳の部分だけ鍬でさおります。房州弁では鍬で畝を立てたり、溝を掘ったりすることを「さおる」と言います。カラカラに乾いている苗床ですが、ビニールマルチをしてあったので、多分中の方はまだ水分がしっかりあると思います。この水分が熱せられ高温になって、苗床全体の消毒になります。苗床にしっかりと潅水してから播種です。

秋冬野菜播種

秋冬野菜播種

秋冬野菜播種第一弾

秋冬野菜播種第一弾

今回播いたのは白菜、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー早生、中早生、中生、紫カリフラーの6種類。播種が終わったら、覆土の代わりにもみ殻をたっぷり伸して、さらに潅水。そのあと虫除けの寒冷紗をかけて出来上がりです。

寒冷紗をかけて防虫。

寒冷紗をかけて防虫。

稲刈りで忙しい時期の育苗は、全く面倒を見れないので、手のかからない露地育苗です。この後は苗が大きくなるまで何もすることなし。強いて言えば、乾いているなと思えば潅水することと、草が出ちゃったなと思えば、寒冷紗を剥がして草取りする。草も太陽熱消毒しているので、ほとんど出ないから心配なし。ヤブカラシが出るから、それは引っこ抜く程度。

さてさて、今夏、この暑い最中の育苗は、成功するのか否か・・・?


太陽熱消毒の記事 HP内


関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

令和7年産新米のお届けのお知らせ

令和7年産

コシヒカリ 完売御礼

ササニシキ 完売御礼

ツキミモチ お届け中


農薬化学肥料不使用のコシヒカリとササニシキ
低温貯蔵(15℃~16℃)

農薬と化学肥料を使わずに大切に育てたお米です。

詳しくはこちらから 

ご注文はこちらから 

instagram

フォロー

どうして農薬と化学肥料を使わないのか

農園通信 年中夢究

  1. 秋冬仕事の泥運び 毎年少しずつ高低差を直す 雨ばかりで作業が捗らず
    振り返ってみれば、9月中旬から10月は秋雨前線の停滞で、雨ばかりで、田んぼが乾くことがなかったです。…
  2. 山間谷の山の中 農地が荒らされて耕作放棄 捕獲に努めねば
    今期のイノシシの田んぼでの被害は、代かきもしくは田植え直後から田んぼに侵入が見られ、畦を壊したり、苗…
  3. 今年は順調に実が入ってきた 早生も晩生もいい感じ なぜか去年は早生がダメだった
    先日の満月の前日は天気が良かったため、明るい月明りで裏の畑で取り忘れたナスを収穫していたような。今頃…
  4. 種取り用魁ピーマン 取っちゃいけませんリボン付け 完熟するまで見守ります
    稲刈りが一応終わって(まだプリンセスサリーが残ってる)、ホッと一休みする間もなく、9月28日は市内一…
  5. 一応記念撮影 16日午前中で掛け終わり。 いいお天気が続きますようにと 願いはするが、雨マーク連続
    コンバインでの稲刈りが終わり、次はバインダーで刈って、ナラシに掛けて天日干しする「はざがけ」の稲刈り…
  6. 炊き立ての新米コシヒカリ 我が家の新米スタートは10月から。 まずは味見で新米炊きました。
    前半戦の山名地区、海老敷地区、大学口地区のコシヒカリ第一弾とササニシキの稲刈りが無事終わり、令和7年…

facebook

ご注文はこちらから

コシヒカリ、ササニシキ、和みリゾット、ジャスミンライス、もち麦、うどんなどのカートです。

旬の有機野菜セットはお米と一緒にその時ある野菜たちをお届けしています。カートの備考欄からお問い合わせください。

 

私たちが作っています

私たちが作っています

2025年12月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る