一年間ありがとうございました。 年中夢究 2016年12月26日

 新規就農20年目(自称)のねぎぼうず。
 今年は思い返せばいろいろなことがありました。

 
 一番はこの節目の年に自分のあるべき姿(カッコいいと思う自分の姿←これ大事)が見えてきたことです。
 
 これは農園の将来をも揺るがす一大事。
 
 この通信にも書いたことがあるのですが、種を育て次に繋ぐ昔ながらの農民のあり方を取り戻すこと。そういうことをやりながら、今実践している農のスタイル、経営を崩さずに発展させてく。ここで育つ在来種の種、固定種の種からは想像もつかない未来が広がっているのだと思います。果たしてそれが出来るのかはわからないけれど、20年目にして新たな目的が出来たことが一番大きな出来事です。具体的なことはまだまだだけれど、自分の農園で育てた種が播かれ、さらに繋がっていく。そしてここから派生する種がこの地域に広がること。一つの小さな流れが出来れば、かっちょええって思うのです。
 

固定種の種たち

固定種の種たち
固定種を中心に育てていきますよー。

 
 もう一つ春から研修生が入りこの半年どんな思いで何を感じたのか?少しでも感じられることがあればすごく嬉しいのです。
 
 ここ数年年末には天候の話ばかりしていたような気がする。
 
 もちろん今年も振り返れば変なお天気の連続。
 
 雨ばかりの秋。台風、長雨。
 こんな異常気象も3年も続けば普通になってしまうのかな。
 
 種を育てるということはこんな異常気象をも克服できるような気がするのです。
 この地で育ちこの地で感じたことを記憶した種が、次の世代に繋がってどんどん適応していくような気がします。 
 
 皆さま、一年間ありがとうございました。よいお年をお迎えください。
 
 
 
 
 
 

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