3月15日~17日にかけて、畦塗り作業の前半戦。
 
受託作業も含めて、前半戦だけで山名方面38枚の田んぼの畦を塗りました。

塗るというより泥(土)で成形して固めるという作業。

目的は田んぼの漏水を防ぐため。

中山間地に位置するこの辺の田んぼは、隣の田んぼとの落差が大きいので、漏水すれば下の田んぼや川へ水が流れてしまい、自分の田んぼはすっからかん。

特に除草剤を使わない農法は、水がないとすぐに草が出てしまうので、この畦塗りは大切な作業となっています。

一昔前までは水を張った田んぼの畦際を、鋤で起し泥を作り、それをまんのう鍬で盛って、平鍬で成形しながら塗っていったものです。

今ではほとんど機械作業に変わりましたが、その目的は同じ。
 

畦塗り機

畦塗り機 富士トレーラー製コムフライ

 
平成26年(2014年)に購入したから、かれこれ10年選手。
 
まだ手で塗る場所もありますが、さすがに面積が増え、機械に頼らないとできないのが現状です。
 
畦塗り作業

畦塗り作業

雨上がりぐらいの水分多めの泥の状態がベストな感じ。
 
トラクターがCT280なので、田んぼのぬかるみも問題なく走破できるので、タイヤ(ホイール)のトラクターに比べれば、条件を選ばず作業できます。
 

畦塗り

畦塗り

 
真っすぐ塗るのがなかなか難しい作業で、操作する機械の中では一番難しい、神経を使う機械だと思います。
 
しかも長時間同じ姿勢で低速作業のストレスたっぷりなお仕事。

将来はこの作業から解放されて、また昔みたいに手で塗る畦塗りに!なんて考えています・・・。
 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

令和7年産新米のお届けのお知らせ

令和7年産

コシヒカリ 完売御礼

ササニシキ 完売御礼

ツキミモチ お届け中


農薬化学肥料不使用のコシヒカリとササニシキ
低温貯蔵(15℃~16℃)

農薬と化学肥料を使わずに大切に育てたお米です。

詳しくはこちらから 

ご注文はこちらから 

instagram

フォロー

どうして農薬と化学肥料を使わないのか

農園通信 年中夢究

  1. 秋冬仕事の泥運び 毎年少しずつ高低差を直す 雨ばかりで作業が捗らず
    振り返ってみれば、9月中旬から10月は秋雨前線の停滞で、雨ばかりで、田んぼが乾くことがなかったです。…
  2. 山間谷の山の中 農地が荒らされて耕作放棄 捕獲に努めねば
    今期のイノシシの田んぼでの被害は、代かきもしくは田植え直後から田んぼに侵入が見られ、畦を壊したり、苗…
  3. 今年は順調に実が入ってきた 早生も晩生もいい感じ なぜか去年は早生がダメだった
    先日の満月の前日は天気が良かったため、明るい月明りで裏の畑で取り忘れたナスを収穫していたような。今頃…
  4. 種取り用魁ピーマン 取っちゃいけませんリボン付け 完熟するまで見守ります
    稲刈りが一応終わって(まだプリンセスサリーが残ってる)、ホッと一休みする間もなく、9月28日は市内一…
  5. 一応記念撮影 16日午前中で掛け終わり。 いいお天気が続きますようにと 願いはするが、雨マーク連続
    コンバインでの稲刈りが終わり、次はバインダーで刈って、ナラシに掛けて天日干しする「はざがけ」の稲刈り…
  6. 炊き立ての新米コシヒカリ 我が家の新米スタートは10月から。 まずは味見で新米炊きました。
    前半戦の山名地区、海老敷地区、大学口地区のコシヒカリ第一弾とササニシキの稲刈りが無事終わり、令和7年…

facebook

ご注文はこちらから

コシヒカリ、ササニシキ、和みリゾット、ジャスミンライス、もち麦、うどんなどのカートです。

旬の有機野菜セットはお米と一緒にその時ある野菜たちをお届けしています。カートの備考欄からお問い合わせください。

 

私たちが作っています

私たちが作っています

2025年12月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る