年の初めは田んぼ仕事 年中夢究 2017年1月9日

 
 やっと田んぼが耕せた。
 

やっと田んぼが耕せた

やっと田んぼが耕せた

 
 例年だったら稲刈りが一段落した時に秋耕(荒起こし)するのですが、 昨年秋からの雨で田んぼが乾かず、耕せずにいたのです。

 こんな年も珍しい。もう20年ここでお米を作っていますが、初めての経験です。
 
 過去に何度かカラカラに乾いた冬の乾燥した天気は経験しています。でもこんなに乾かないのは初めて。
 
 一年のサイクルでこの辺の天気の流れを自分なりに表すと、年が明けて2月終わりごろまでは、寒くて乾いた天気が続いて、3月種もみの準備始めようかなあなんて思う頃に、少しずつ雨が降り始め、一雨ごとに春めいて来たりして。
 少しずつ生き物たちも動き出すのもこの頃。菜種梅雨もこの頃からかな。水路掃除があったりして田んぼに水を引く準備も始まる。雨の量も少しずつ増えてくる。米作りの準備が始まる。
 そして4月下旬から田植えが始まる。梅雨入り。一年で一番雨の多い季節。
 梅雨が明ければ9月中旬までカラカラ天気が続く。台風でも来ない限りは雨は望めない。
 8月下旬から秋雨が降り始めるまでが稲刈りのタイミング。
 秋雨が降り始めればその雨に合わせて、秋冬の野菜の準備が始まる。
 冬になればまた乾いた天気が年明け2月まで続く。
 
 
 そんな一年のサイクルで野良仕事しているのだけど、どうもここ数年は少し様子が違う。
 秋雨が降り始めるのが早かったり大きな台風が毎週来たり。
 そんなことが3年も続けば、それがこれからも続くと考えたほうがよさそう。
 年始から田んぼ作業始めて、一番気がかりなのはお天気の事かな。
 
 今年はどんな天候になるのだろう。いい天候でありますように。
 
 

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