先日9日に種もみを消毒して浸水という芽だしの作業をしました。
 
 消毒と言ってももちろん農薬は使いません。我が家では温湯殺菌という方法です。60度の熱湯に5分浸けて種もみに付いているバカ苗病という菌を殺菌します。60度以上のお湯だと種もみが死んでしまったり、60度以下だと殺菌効果がなかったりとなかなか微妙な温度管理なのです。薬剤を使ってしまえば簡単な殺菌ですが、一番最初の消毒から農薬は使っていません。
 

温湯殺菌 

温湯殺菌 60度5分

すぐに冷たい水に浸けます

すぐに冷たい水に浸けます

 
 11日には地域一斉の水路掃除が行われませた。この作業は農家だけではなく住民全戸で行う全体作業。水路と言っても用水と排水の両方なので、各戸から出る生活排水は排水路を通って川へ流れるので、やはりなんだかんだと全戸参加の作業になっています。もちろん農家だけではとてもやり切れる作業ではない時代になってきたのも確か。地域に住む住民総出でこの地域の農を守っている感じかな。
 
花見台の取水口

花見台の取水口
溜まった土砂などを取り除きます

水路掃除

水路掃除
水路の土砂も取り除きます

 
 さて今年も始まりました。籾播きは春分の日の21日頃を予定しています。田植えは4月20日ごろから。
 今回は第一弾。第2弾でうるちともち米、赤米、長粒種を播きます。今年からプリンセスサリーという長粒種も作ってみます。どんな味か今から楽しみ。
 
 途中経過などHP、FBでお伝えしていきます。
 
 

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