お米は日本人の主食!といても最近では米の消費がずいぶんと減っているようですが・・・。農園の田んぼで第一弾に植えた稲の穂が出揃い、第2弾やモチ米などが穂を出し始めています。今年は梅雨が長く、日照が日照不足のせいで、私より早く植えた田んぼは生育が進まないまま出穂を迎えたようです。農園の田んぼの稲は意外と分けつが進み、豊作??が期待できそうです。これからが水管理の大切な時期。特にここ最近の高温はお米にとっても良くない環境。まだしばらくは水をたっぷり張っておかねばならず、気が抜けません。そしていつまで水を張っておくかも勝負所。お天気とにらめっこで水を落とすタイミングを逃さないようにせねば・・・。
 

出穂(しゅっすい)

出穂(しゅっすい)

 
 さて、このお米の花、咲いているのは2時間程度だそうで、籾にあたる部分がパカッと開いて白い小さな花を咲かせます。昆虫などによる受粉ではなく、風に頼る風媒花。でも実際には同じ花の花粉を同じ花で受粉する自家受粉を行っています。この時期に大風が吹くのはちょっと困りもののようです。しばらくは安定した天気が続きそうなので安心。イネ科の草も沢山ありますが、大体同じような花を咲かせ、極めて目立たない控えめな花です。主食であるお米の花、こんな小さな花だと覚えてくださいね。
 
 
お米の花

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