荒代かきは田んぼに水を引、今まで乾いていた土に水をしみこませて泥にし、大きな塊を細かくする作業?
今ではトラクターのロータリーやハローという作業機で細かく粉砕して練るような作業ですが、一昔前は耕運機、さらに前は牛などによる作業でした。
私が就農したころはオオガという鋤(すき)を小さな耕運機に着けて田んぼを起こして、それを耕運機で細かくして、さらに代掻きのかご車輪で潰していく作業でした。

中山間地域で高低差のある田んぼが多いため、水止めも必要になります。
田んぼに水を引いたからと言って水がたまるわけではなく、しっかりと「くろこじ」と言って、畦際を泥で目止めして水が漏れないようにする作業をしないといけません。

荒代掻き

荒代掻き

代かき中トラクターから前方風景

代かき中トラクターから前方風景

代かき中トラクターから後方風景

代かき中トラクターから後方風景

機械は進歩して、作業効率が上がり、やれる面積が増えましたが、トラクターに一日中乗っていると、腰が悪くなってしまいます。
耕運機でやっていたころは爽快感があったけど、今ではなんか違う。
面積が増えた分仕方のないことだけど、少しは昔のやり方でやってみようかと思っています。

小さな田んぼは小さな機械で

トラクターは本当に体に悪いです・・・(>_<)

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