西のコシヒカリ、東のササニシキ 年中夢究 2022年9月12日

昨年から作り始めたササニシキ。

今年は2年目で、食べていただいている方から要望が多かったので、作付面積を1町歩に増やし、収量がだいぶ増えました。

平成5年の大冷害以前はお米の両横綱と呼ばれ、コシヒカリと肩を並べるほどの食味と人気、作付け面積があったようです。
しかし稲の病気のいもち病に弱く、倒伏性も弱い。大冷害の際にはササニシキは大打撃を受け、その教訓から作付面積が減り、今では幻のお米と言われるほどになってしまったお米です。

コシヒカリは現在でも美味しいお米の代表ですが、モチモチ感と強い甘みが売りのモチ系のお米になります。

その正反対を行くのがササニシキ。

新米炊き立てササニシキ

新米炊き立てササニシキ
ご飯の写真は難しい

純粋なうるち系のお米で、さっぱりとして、控えめな甘さが特徴で、日本食に合い、一昔前は寿司のお米はササニシキと言われていました。

私が作り始めたきっかけは、米アレルギーのお子さんを持つ方からの問い合わせでした。
コシヒカリがモチ系で、そのことがアレルギーの原因になることがあるとか。

私の個人的な感想ですが、確かにコシヒカリは重い感じのするお米です。
それに対してササニシキはふわっとしてさらりとしたお米。
食べていても重く感じない。
コシヒカリが好きな方には物足りないかもしれません。

コシヒカリとササニシキを食べ比べたら、今の私はササニシキを選びます。
もちろん季節とか体調とかいろいろな要因が影響するのだと思いますが・・・。

美味しいお米であることに間違いはなく、今年は米質もいい。

ぜひ食べてみて欲しいお米です。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

農園からのお知らせ

無農薬米 お届け中!

無農薬のコシヒカリとササニシキ
低温貯蔵(15℃~16℃)

農薬と化学肥料を使わずに大切に育てたお米です。

詳しくはこちらから 

ご注文はこちらから 

どうして農薬と化学肥料を使わないのか

農園通信 年中夢究

  1. 取水口の土砂撤去
    3月5日我が家の田んぼが多く点在する山名地区の水路掃除がありました。 山名地区全戸参加の用排水路掃…
  2. アライグマ
    私がここ三芳地区に新規就農したのは1996年12月。 当時は農業者も多く、当然今高齢となっている方…
  3. 畦焦し
    2月5日は海老敷第一土地改良区の春の恒例行事の畦焦しでした。 乾いた天気が続いていて、風は多少吹い…
  4. 竹林から真竹を選んで切っています
    お米の天日干しをするのに竹で組んだ干し台??の事を、この辺では「ナラシ」と呼んでいます。 足に使う…
  5. 海老敷区祈年祭 幟旗 諏訪大明神
    今年も新型コロナウイルス感染症の影響で、地区の大切な行事の一つである祈年祭の祭典が、中止になってしま…
  6. 金比羅山からの初日の出
    2023年の幕開けは近所の金比羅山からの初日の出。 海老敷にある有志の団体「金比羅山保存会」で…

facebook

ご注文はこちらから

コシヒカリ、ササニシキ、和みリゾット、ジャスミンライス、もち麦、うどんなどのカートです。

旬の有機野菜セットはお米と一緒にその時ある野菜たちをお届けしています。カートの備考欄からお問い合わせください。

 

私たちが作っています

私たちが作っています

2023年3月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る