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- 大型機械導入の悩みどころ 年中夢究 2022年11月4日
大型機械導入の悩みどころ 年中夢究 2022年11月4日
- 2022/11/4
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また機械が増えた。
中古のフルクローラトラクターを最近購入。
たまたま掘り出しものが出たと連絡があり、悩んだ末の購入。
タイヤのトラクターは今まで使っているものがあるのですが、新しく作り始めた田んぼは地が深くタイヤのトラクターでは作業に無理がある。
クローラのトラクターなら楽々作業出来てしまう。
雨の多い条件の悪い年は全く耕せないなんてことも減るはず。
冬のお仕事の暗渠直しも機械仕事。
自前のユンボ(重機)はないので、近所の土建屋さんに頼むのですが、機械がないと穴掘りなんてなかなか出来ない作業。
基盤整備されたのが40年以上前。
排水や土手など老朽化?しいてきいる。
農家に重機は必需品なのか?
何が言いたいか?
新規就農したのが1996年。
まだトラクターが珍しい三芳村の農村。
鍬一本から始めた百姓仕事。
田んぼ仕事もオオガという鋤を小さな耕運機に着けて田起こし。
畦は「ほそ」という細長いスコップで切り、平鍬と三本爪のまんのう鍬を使って人力で塗る。
代かきは耕運機に長い板を付けて均平にする。
人力で田を「かいまわり←方言」、大汗かいて田作りしていました。
今ではほとんどが機械作業。
重労働からの解放はされたけど、楽しみや充実度は減ったかも。
田の声、虫の声、鳥の声、風の声、水の声。聞こえてくるものが、とっても減ってしまったのではないか?
感じとることもできなくなってしまうのか?
食べ物の価値が減って作る人も減って、大面積を任され五感で感じる野良仕事が出来なくなるのか??
それでもまだ条件の悪い田んぼは、小さな耕運機で作業してる。
それもまた楽しい。
言い方を変えれば楽しさを思い出させてくれるのです。
だから
大型機械導入は悩ましいのです。
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