ホタルイ、ヒエが多かった田んぼの草対策と考え方 2023年1月5日

田んぼのホタルイやヒエ対策の話。

慣行栽培から無農薬無化学肥料へ転換する時に、一番最初に出てくる問題は草。

運よく慣行栽培で草を抑えてきていて、転換しても草が出てこない場合も多くあります。

しかし、乱暴な作り方をしていた田んぼは、ヒエ、コナギ、ホタルイなどが一斉に出てきます。

乱暴な作り方というのは、田んぼ内の高低差を直さずに栽培を続けていること。
除草剤を使う場合は、散布後数日間高いところまで水が被るように、たっぷり水を溜めていれば、効果があるのですが、転換した場合には無防備となって、高い所からは一気に草が芽生える。

さらに深く耕している場合には、耕した分だけ草の種も出てくるので、草の生え方も半端ない。

私も約8反初年度ヒエまみれって経験があり、稲刈りできずに、最後は稲をハンマーナイフや草刈り機で刈り倒し、その後燃やした経験があります。

しかし年々草が減り、3年目にはすべて刈り取るところまでになりました。

もちろん、田車や動力除草機、チェーン除草を続けてきたのですが、根本的な解決に至っていないと思います。

ヒエはチェーン除草により比較的容易に発芽を抑えられるのですが、ホタルイは困難。

対策はいろいろあるのですが、基本中の基本は以下の通り。
田んぼを均平に作るために、冬の間に土を移動させる。
草が多い田んぼはすぐに耕さずに、カラカラに乾燥する冬まで待って、ハンマーナイフなどで草や稲株を粉砕して、燃やす。
そして、とにかく毎年毎回浅く耕す。

ヒエやホタルイの多かった田んぼ

ヒエやホタルイの多かった田んぼ
ハンマーナイフで粉砕して、燃やします

この中で一番心掛けるのは、とにかく浅く浅く耕すこと。
耕せてないかなってぐらい浅く耕す。

でも田んぼが乾く好条件って、年に一度あるかないかぐらいなので、その好条件を逃さずに作業しないと、なのです。

毎年毎年の積み重ねで草も徐々に減っていく。

さてさて、今年はどうなるでしょうか??

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