クローラ切れる 機械トラブル 機械修理 2024年9月19日

まだ少しゆるい田んぼを耕すには、ホイル(タイヤ)トラクターよりもフルクローラトラクターが活躍します。

一昨年中古で65万だったかなで購入。

主に畦塗りや代かき、湿田の田起しなどで大活躍しています。

クローラは純正(最初からついていたやつ)で、購入した時点では交換暦はなかったようです。

多少ヒビや亀裂はあったものの、まだまだ使えるとのことで、気にせず使っていたのですが・・・

とうとう切れる日が来てしまいました。

クローラ切れる

クローラ切れる

バッツリ切れました

左のクローラがバッツリ切れました。

今までクローラは切れる前に交換してきたので、作業中に切れたことは初めての経験。

「バッツン」と嫌な音がして、まずはクローラが外れ、「なんだ、クローラが外れたか」と場所を変えようと前進したところ、「バンッ」という大きな音とともに、バッツリ切れてしまいました。

幸いにも稲刈り後の乾いた田んぼでの、トラブルだったので、どうにかなるけど、これが代かき中だったらと思うと、鳥肌もの・・・。

いっとき途方に暮れたものの、初めての事なので、ヤンマー担当者さんからアドバイスを受け、自分で付け替えることに。

純正(オーツ)?はものすごく高価なので、KBLというメーカーのクローラを進められ、即ネットで注文。

翌々日には到着して装着作業。

まずはジャッキアップして、切れたクローラを取り外す作業。

ジャッキアップするには後のロータリーが邪魔なので、クローラを外す前に、ロータリーを外して動く範囲で前進。

本体のみになったところで、ジャッキアップ。

本体のみにして、ジャッキアップ

本体のみにして、ジャッキアップ

切れたクローラを見ると、やはり劣化が進んでいて、取り換え時。

劣化が進む、切れたクローラ

劣化が進む、切れたクローラ

外したらあとはテンションをできるだけ緩めて、新しいクローラを取り付けるだけ。

テンションを緩める場所

テンションを緩める場所

ここが一番大事な場所で、日ごろからきれいにして、油を差しておけば、いざという時に、固着なんてことはないはず。

たまには動くか確認するために、テンション張り直し作業も必要かもです。

クローラ交換で必要な道具は、モンキーレンチ300m、ボックスレンチ、大ハンマー、中ハンマー、ウマ、ジャッキ、でかいバールと中バール。

取り付け完了

取り付け完了

コツさえつかめば意外と簡単で、クローラ交換恐れるには及ばず。

とは言え、炎天下での作業だったので、ものすごく体力を消耗。

やはり切れる前に、クローラ交換がお勧めです。

今回は反対側の切れていないクローラも交換。

新品クローラは、2本で25万円ちょい。

大きな出費ですが、これで安心して作業ができることを考えれば、必要経費??

初めての現場でのクローラ交換、意外と簡単に交換出来たので、良い経験にもなったと思ったのでした。

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