今年は初期のチェーン除草の甲斐あって、田の草取りは余裕で終わるはずだったのに・・・。

やり始めたらきりがない。

昨年ほどではないけれども、やはりどうしても草が出る田は、草が出る。

最後の田の草取りは、今年から急遽作ることになった田んぼで、通称「しばった下わっぷ」。

「わっぷ」ってこの辺ではよく使う田んぼ用語?なのですが、どういう意味だろう??

腰を屈めての田の草取りは、今の私では一日2時間程度が限度。

それ以上やると腰がどうにもこうにもになって、動けなくなる。

なのでぼちぼち、夕方の17時頃から田んぼに入って田の草取って、18時半ごろまでやって、蚊やブユが出てきたら終了。

おうちに帰って外でストレッチしながら、ビール飲んでいろいろ考え事して、お風呂で腰をいたわるパターン。

この田んぼは、ホタルイがびっしり生えてしまい、条間は動力除草機で対応。

新しく作ることになった田んぼの田の草取り 2024年6月10日

残る株間を最後は手で取る、テデトールしてました。

株間に残ったホタルイみっしり

株間に残ったホタルイみっしり

天気と体調とやる気と都合を鑑みて、延べ4日ほどで終わることが出来ました。

株間は腰を屈めてテデトールです

株間は腰を屈めてテデトールです

自慢でもなんでもないですが、田の草取りは毎年どこかしらの田んぼでやっていて、手で取る田の草取りも手慣れたものです。

昔は一日中やっていたこともありますが、それが原因?で腰を痛め、もうそんなに無理はしない。

どんなに頑張っても半日で切り上げます。

そして今では2時間程度です。

もちろん重労働で、終いには腰を屈めて下を向いているのでくらくらしてきて、血の巡りも悪くなり、かなり大げさですが、腰からくる肩こりや頭痛も発症!

それでもやっぱり農薬は使いたくない。

どうすれば草が出ないような田んぼに仕上げられるのか?

草が出たらどうしたらいいのか?なんて事を考えるのも、また楽しいものです。

まあ兎に角今季の田の草取りは終了して、ほっと一安心しているのです。

田の草取りを終えたしばった下わっぷの田んぼ

田の草取りを終えたしばった下わっぷの田んぼ

田の草取りを終えた田んぼ見れば、今まで草に取られていた養分が稲に行くのでしょうか?日に日に緑が増していくのです。

そんな田んぼの稲を見るととても愛おしいのです。

そしてこの田を選んでくれた生き物たちにも感謝です。

ヤゴの抜け殻

ヤゴの抜け殻

 

何トンボか分からないけれど、トンボが飛び始めれば蚊やブユが少なくなる。

ネオニコ系の農薬の影響か、一面空を覆いつくすようなトンボの大軍を見ることは少なくなりましたが、こうして小さな弱い生き物たちの住処として、この田んぼが存在していることが、私のちょっとした自慢です。

温暖化でマラリアを媒介するハマダラカの北上?が心配されていますが、蚊を捕食するトンボの存在も大切だと思います。

いろんな生き物たちが、私たちの思いもよらないような関係性をもって生きている。

そういうことを、身近に感じる体験が、大切なのかもしれないです。

田の草取りは大変ですが・・・(>_<)

田の草取りまだ終わらず 年中夢究 2024年6月17日

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

農園からのお知らせ

令和6年産お届け終了。

コシヒカリ 完売御礼

ササニシキ 完売御礼


無農薬無化学肥料のコシヒカリとササニシキ
低温貯蔵(15℃~16℃)

農薬と化学肥料を使わずに大切に育てたお米です。

詳しくはこちらから 

ご注文はこちらから 

どうして農薬と化学肥料を使わないのか

農園通信 年中夢究

  1. プール育苗スタート!
    温湯殺菌から籾播き、発芽、プール育苗開始までの期間が、米作りで一番緊張します。 種籾一粒一粒が…
  2. 籾播き 播種機を使って一気に600枚播種
    3月15日は前半戦コシヒカリの籾播きでした。 12日の夜の大雨が降ってしまい、なんと育苗ハウス…
  3. 種籾浸種開始
    今年もいよいよ米作りが始まりました。 3月2日の山名地区の水路掃除に始まり、5日にはコシヒカリ…
  4. 山名地区水路掃除 花見台取水口の土砂撤去作業
    3月第一週日曜日は山名地区の水路掃除と決まっています。 水路といっても地区によって、形態や管理…
  5. 海老敷原の畦焦し 地域の行事で地権者が出て 原の枯草を一気に燃やします
    立春を過ぎると、農村ではいろいろな行事があって、日曜日は結構忙しかったりする。 この時期個人的…
  6. 祈年祭の祭典後の福引 どんな福がやってくるのか楽しみです。
    1月26日は私が住む地区の神社で祈年祭が行われました。 地区には必ず一つある小さな神社で海老敷…

facebook

ご注文はこちらから

コシヒカリ、ササニシキ、和みリゾット、ジャスミンライス、もち麦、うどんなどのカートです。

旬の有機野菜セットはお米と一緒にその時ある野菜たちをお届けしています。カートの備考欄からお問い合わせください。

 

私たちが作っています

私たちが作っています

2025年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

アーカイブ

カテゴリー