梅雨入りしてからカラカラ天気が続き田んぼの水が心配な時期がありましたが、
先日の雨でようやく房州も湿った感じがします。

川の水が無くなり始め、さあ大変と思っていた矢先の結構な降水量の雨。
まさに恵の雨でした。今ちょうど稲は穂が出始める時期。

この時期は「出穂(でほ)の要り水、3寸」と言われるように、稲が一番水を欲しがる時。

穂が出始めた稲 7/22

穂が出始めた稲 7/22

ちょうどこの時期にまとまった雨が降ってくれて、本当に恵の雨です。
後2週間もすれば穂が出揃い、もうすぐ稲刈りって感じが、
田んぼの風景から見てとれます。

田園の美しい季節は田植直後の淡い緑、
稲が大きくなり始めて濃い緑の田んぼ、
そして穂が色付き始める初秋の頃。
稲の成長とともに田園の風景が変わるってとても素晴らしい事だと思います。
あまりにも身近であまり感じることができないこともあるけれど、
この幸せに感謝するのであります。

初収穫のピーマンやシシトウ

初収穫のピーマンやシシトウ

さて先日の雨は野菜たちも恵の雨。
乾燥で成長が止まっていた夏野菜もグングン大きくなってきました。
今日のセットは夏野菜たっぷりです。

しばらく天候が悪そうな予報(7/22現在)ですが、
今度の雨を利用して人参の播種やカリフラワーなどの育苗をする予定。
適度な雨は本当に恵の雨なのです。感謝感謝。

 
(旬の野菜セット定期便と一緒にお届けしている農園通信 年中夢究2013年7月22日号より)

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