今年も無事大豆の脱穀を終えることが出来ました。
とは言え我が家の生産量はほんの少しだけ。
我が家で仕込む味噌用と販売用の大豆が少しな程度。
 

収穫した黒大豆

収穫した黒大豆

大豆って結構栽培も難しいし、収量も少ない。
それより我が家では大豆になる前の枝豆の消費量が多く、
沢山青いうちに食べてしまうも、収穫量が少ない要因かしら・・・。

さて話は国内生産に移ります。国産大豆の自給率は5%前後。
このうち食用の国産大豆の自給率は21%で約8割が外国産に依存しているようです。
加工食品別でみると国産大豆の使用割合は、
豆腐で25%、納豆は2割を切り(約19%)、味噌・醤油では1割弱(9%)。

日本人はもともと醤油や味噌など大豆を使う食品を沢山食べてきたのに、
そのほとんどが海外依存の現状。
輸入先は北米、カナダ、ブラジル、中国など。
大豆由来の日本の食文化はこれらの国に支えられているんですね。

もともと文化なんて農の中のいろいろなことから生まれてきたものが多いはずなのに、
その根底を海外に依存している日本文化ってなに??

ところで「和食」がユネスコ無形文化遺産になったけど、
遺産になるほど危機的な状況であることは確かなようです。
喜んでばかりもいられない。

我が家の大豆は少しだけど、その価値はすごく大きいかもなのです。
 
 
 
(旬の野菜セット定期便と一緒にお届けしている農園通信 年中夢究2013年12月16日号より)

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