研修生2名が仲間入り 年中夢究 2016年5月16日

 
私がここ三芳村で就農したのは19年前(12月で20年)になります。
 
 三芳村には学生時代に一度だけ援農という形で訪れたことがありましたが、まだその頃は遠い遠い存在の地でした。
 
 大学を卒業後青年海外協力隊の研修で八ヶ岳中央農業実践大学校に籍を置き、そのカリキュラムの中で農家研修というものがあり、そこで紹介されたのが旧三芳村山名にある稲葉ナチュラルファームでした。2か月ほど研修という形でお世話になり、その後語学研修を経て、パプアニューギニア、マダン州テプテプ村へ派遣。電気水道電話などインフラは全くない山奥の熱帯高地の村。そこで2年半野菜の栽培技術の普及と小さい営農組合の立ち上げに携わりました。
 
 農家になりたい。土の近くで仕事がしたいという思い、帰国後三芳村でという稲葉さんのお誘いもあり、この地、三芳村に辿り着きました。
 
 あれから約20年。やはり農に携わりたい、この仕事が大好きっていう二人が私のところを訪ねてきました。過去にも一名ここから巣立った?子がいます。その子もやはり何と言いますか農が「大好き」って感じの子でした。今回の二人も同じ感じ。
 

奈良さん

奈良さん

辻さん

辻さん


 
 農って書くと、とても曖昧な感じがします。もちろん作物を栽培して販売して現金収入を得て、生活の糧する。当たり前の事なのだけど、そこに付随することが沢山ある。逆転するときだってある。
 
研修生二人

研修生二人


 
 私のところで学べることなんてほんの少しだけ。好きって気持ちや楽しいって感情をどう現実化させていくか。
 
 農には可能性が沢山あるんだよん。ボチボチやってくださいな。
 
 
 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

農園からのお知らせ

令和6年産新米は8月下旬よりお届け開始になります!

コシヒカリは8月26日より

ササニシキは9月9日より

コシヒカリ、ササニシキ販売開始!


無農薬無化学肥料のコシヒカリとササニシキ
低温貯蔵(15℃~16℃)

農薬と化学肥料を使わずに大切に育てたお米です。

詳しくはこちらから 

ご注文はこちらから 

どうして農薬と化学肥料を使わないのか

農園通信 年中夢究

  1. ハンマーナイフモアでひこばえ粉砕
    先週は少し晴れ間が続いていたので、田んぼが乾き始めたので、伸びてしまったひこばえの粉砕作業と火燃しに…
  2. 山の中の箱罠 冬の狩猟シーズンに向けて 餌付け用の米ぬか入れる
    年々深刻になるイノシシ被害。 田んぼのシーズン、特に出穂期には山に食べ物がなくなるのと、夏の高…
  3. 田んぼの高低直し 高い所の土を低い所へ運んで 田んぼ一枚を均平にします
    今年は秋の天候が安定せず、稲刈りから、その後の秋の田んぼ仕事がなかなか思うように進んでいません。 …
  4. イセヒカリ脱穀
    今期最後の脱穀です。 9月25日、26日に稲刈りしてはざがけしたイセヒカリ。 その後秋雨…
  5. 虫に食われながらも頑張ってます。
    今年は彼岸花の開花が特に遅かった。 さらに秋雨前線がこんなにも長く停滞していたこともなかったよ…
  6. 彼岸花咲く
    稲刈りが終わって、ホッとする間もなく、地域の年中行事で秋の草刈り・道路清掃があります。 風習?…

facebook

ご注文はこちらから

コシヒカリ、ササニシキ、和みリゾット、ジャスミンライス、もち麦、うどんなどのカートです。

旬の有機野菜セットはお米と一緒にその時ある野菜たちをお届けしています。カートの備考欄からお問い合わせください。

 

私たちが作っています

私たちが作っています

2024年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る