バインダーで稲刈り

バインダーで稲刈り

9月20日にもち米の稲を刈り、
翌日田んぼに立てたナラシ(稲束を架ける竹の骨組)に稲束を架けました。
ここは小さな田んぼ(約3畝)で大型の機械が入らないため、
田起こし、代掻きは耕運機、田植えは歩行型の田植機、
稲刈りはバインダーに天日乾燥、
ハーベスターで脱穀と小さい田んぼならではの作業。
我が家では数年前まではすべてこのように、
天日で干す稲架掛けをやっていましたが、
今ではこの田んぼのもち米のみとなりました。
当時8反の田んぼの稲をすべて架け干ししていたのですから、今考えればすごいこと。
とは言え少しの面積とはいえ、架け干しの作業は充実感があります。

もち米稲架掛け

もち米稲架掛け


重労働ですが稲を刈っているときの稲穂の匂いや足の裏から伝わる土の感触。
蛇やカエル、カマキリ、バッタなどいろんな生き物たちが田んぼから出てきます。
そんな光景を見ているだけで、米作りの幸せを感じるのです。
我が家でも今は大型機械のコンバインでの稲刈りが主流。
農家の大規模化、機械化、農産物のグローバル化の流れに逆らわないと、
ここで感じられる匂いや感触、風景を日本人は忘れてしまうかもしれないなんて、
危機感を覚える稲刈りであります。我が家でも労働力が許せば、
また架け干し作業を増やしていきたいと思います。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

農園からのお知らせ

令和6年産新米は8月下旬よりお届け開始になります!

コシヒカリは8月26日より

ササニシキは9月9日より

コシヒカリ、ササニシキ販売開始!


無農薬無化学肥料のコシヒカリとササニシキ
低温貯蔵(15℃~16℃)

農薬と化学肥料を使わずに大切に育てたお米です。

詳しくはこちらから 

ご注文はこちらから 

どうして農薬と化学肥料を使わないのか

農園通信 年中夢究

  1. ハンマーナイフモアでひこばえ粉砕
    先週は少し晴れ間が続いていたので、田んぼが乾き始めたので、伸びてしまったひこばえの粉砕作業と火燃しに…
  2. 山の中の箱罠 冬の狩猟シーズンに向けて 餌付け用の米ぬか入れる
    年々深刻になるイノシシ被害。 田んぼのシーズン、特に出穂期には山に食べ物がなくなるのと、夏の高…
  3. 田んぼの高低直し 高い所の土を低い所へ運んで 田んぼ一枚を均平にします
    今年は秋の天候が安定せず、稲刈りから、その後の秋の田んぼ仕事がなかなか思うように進んでいません。 …
  4. イセヒカリ脱穀
    今期最後の脱穀です。 9月25日、26日に稲刈りしてはざがけしたイセヒカリ。 その後秋雨…
  5. 虫に食われながらも頑張ってます。
    今年は彼岸花の開花が特に遅かった。 さらに秋雨前線がこんなにも長く停滞していたこともなかったよ…
  6. 彼岸花咲く
    稲刈りが終わって、ホッとする間もなく、地域の年中行事で秋の草刈り・道路清掃があります。 風習?…

facebook

ご注文はこちらから

コシヒカリ、ササニシキ、和みリゾット、ジャスミンライス、もち麦、うどんなどのカートです。

旬の有機野菜セットはお米と一緒にその時ある野菜たちをお届けしています。カートの備考欄からお問い合わせください。

 

私たちが作っています

私たちが作っています

2024年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る