田んぼに入って草取りすることを田の草取りと言います(当たり前か?)

除草剤を一切使わないので、どうしても草が出てきて、その草をいかに減らすか、取るかが、無農薬栽培の鍵となっています。

草を発芽させない、もしくは発芽したての芽を除草するチェーン除草で、今季はだいぶ発芽を抑えられました。

草を出さない技術としては◎。

最後は手で取るテデトール

最後は手で取るテデトール

それでも残った草は、人力の田車だったり、動力除草機で、除草しますが、最後はやっぱり、人間の手で抜き取る。

テデトールなんて言っていますが、手で取っても負担のないぐらいの草の量に抑えることが重要。

それと毎年の課題のザリガニ対策。

適度な密度でいれば、動きによる濁りとハサミによる切断?は抑草除草効果としては抜群。

しかし沢山いると稲苗まで切ってしまう両刃の剣。

ザリガニ沢山蠢く

ザリガニ沢山蠢く

適度な密度(他の生態系へ影響がないぐらい)で、抑草効果がある程度に発生を抑えることが、来年の課題!

もちろん農薬を使わずに!

慣行栽培の田んぼを見れば、真っ赤になって死んでいるザリガニ多数

草を出さない、そこに住む生き物に極力影響のない作り方を考える事が、私たちのような百姓の醍醐味であり面白さ。

農薬の使い方なんて、誰でもできる事、技術でもなんでもない、農薬会社の言いなり奴隷(すみません言いすぎです)。

今年はザリガニ捕獲機自作して、今は如何に沢山入るものになるか模索と試作を繰り返し。

ザリガニ捕獲器試作中

来年のための、ザリガニ捕獲器試作中

 

卵を抱えた春のザリガニを捕まえて、産卵させないというのが来年のザリガニ対策。

稲の生育は分けつが進み、今年はとってもいい感じ。

田んぼを取り巻く環境への負荷の少ない米作りを続けていくには、周りの理解や誰でもできる技術の普及も大切だと思っています。

まずは何より美味しいお米を作りますです。

私たちのような取組をご理解いただければ幸いです。

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