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- 田の草取り終盤 農薬化学肥料不使用の米作り 2024年6月7日
田の草取り終盤 農薬化学肥料不使用の米作り 2024年6月7日
- 2024/6/7
- 作業日誌 日々是淡々 ブログ, 農園通信 年中夢究, 農薬と化学肥料を使わずに作っている田んぼのお米
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田んぼに入って草取りすることを田の草取りと言います(当たり前か?)
除草剤を一切使わないので、どうしても草が出てきて、その草をいかに減らすか、取るかが、無農薬栽培の鍵となっています。
草を発芽させない、もしくは発芽したての芽を除草するチェーン除草で、今季はだいぶ発芽を抑えられました。
草を出さない技術としては◎。
それでも残った草は、人力の田車だったり、動力除草機で、除草しますが、最後はやっぱり、人間の手で抜き取る。
テデトールなんて言っていますが、手で取っても負担のないぐらいの草の量に抑えることが重要。
それと毎年の課題のザリガニ対策。
適度な密度でいれば、動きによる濁りとハサミによる切断?は抑草除草効果としては抜群。
しかし沢山いると稲苗まで切ってしまう両刃の剣。
適度な密度(他の生態系へ影響がないぐらい)で、抑草効果がある程度に発生を抑えることが、来年の課題!
もちろん農薬を使わずに!
慣行栽培の田んぼを見れば、真っ赤になって死んでいるザリガニ多数
草を出さない、そこに住む生き物に極力影響のない作り方を考える事が、私たちのような百姓の醍醐味であり面白さ。
農薬の使い方なんて、誰でもできる事、技術でもなんでもない、農薬会社の言いなり奴隷(すみません言いすぎです)。
今年はザリガニ捕獲機自作して、今は如何に沢山入るものになるか模索と試作を繰り返し。
卵を抱えた春のザリガニを捕まえて、産卵させないというのが来年のザリガニ対策。
稲の生育は分けつが進み、今年はとってもいい感じ。
田んぼを取り巻く環境への負荷の少ない米作りを続けていくには、周りの理解や誰でもできる技術の普及も大切だと思っています。
まずは何より美味しいお米を作りますです。
私たちのような取組をご理解いただければ幸いです。
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