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- この夏の野菜は特に美味いと思う 年中夢究 2017年7月31日
この夏の野菜は特に美味いと思う 年中夢究 2017年7月31日
- 2017/7/31
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今年から固定種や自家採種の種を使って野菜を作ると大きく方向転換した農園ですが、こんなにも味の違いがあるとは、恥ずかしながら考えていませんでした。
確かに化学肥料と農薬を使わずにかれこれ20年作ってきているのですが、使っていた種はすべて(一部豆類を除き)購入種子でした。それでもスーパーで売られている慣行栽培?の野菜に比べて味の違いは歴然としていたと思っています。
作っている野菜は、よほどアクが強かったりしない限りは、生で食べて味を確認しています。今の時期だとキュウリはもちろんシシトウ、ピーマン、ナス、オクラ、モロヘイヤ、エンサイなどなど。朝の収穫時のお腹の空いているときなどは、目的を逸してつい本格的に食べてしまったり・・・。
魁ピーマンという固定種の肉厚のピーマンがあるのですが、その味ときたら今まで食べたことがないほど美味しい。さらには立石中長茄子。こちらも今まで作っていた千両2号より美味い。こんなにも味の違いがあるとは考えてもいなかった。
結局作りやすさだとか見た目の美しさ、市場性の高さが最優先とされて、野菜本来の持つ味は二の次に品種改良されてきた結果、味の薄い野菜だったり、化学肥料と農薬で過保護?に育てないと育たない野菜ばかりが出回っているのでしょうか。
この茄子美味しいなとか、このピーマンは甘いなあ、なんて自分の感性を信じて自分の好みの味を持つ種を育てて採種していきたいと思うのです。
これから播く秋冬の野菜たちも、どんな固定種を取り入れていこうか密かにワクワクしているのです。
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