食べ物を作る姿勢 使わずに作る 

食べるということは、何かしらを口に入れ、味わい、栄養として身体に取り込み、
成長してきた私たち生き物にとって、必要不可欠の行為です。
毎日繰り返されるこの行為、大切にしたい。
そんなことを思い始めたのは私自身、農業という職業を選択してからのことでした。
幸いにもパプアニューギニアという国の奥地テプテプ村で生活をする機会を得
そこで暮らす人々の生活に接することが出来ました。
そこでは日本に比べれば物質的に貧しい暮らしでしたが、
人々が食べるものを自然な形で作り、
または獲り、感謝しながら生きていました。
彼らの生活の豊かさに憧れてしまいました。
大きな自然の恵みの中での生活・・・・。

自分には何が出来るのだろう?ふと考えた時、「食べ物を作る」
それが自分の一番やりたいことなのだと思いました。

自然な形の食べ物を作る。
その方法が無農薬無化学肥料での食べ物つくりです。

体に入れる必要のないものは、使わない。
農薬には安全基準(使用基準?)があります。
基準があるということは、裏を返せば体にとって危険であるという証拠です。
本来、体に入れるべきものではないのです。
そういった危険が含まれるものを使わずに、食べ物を作りたい。
それが、ねぎぼうずの思いです。

もちろん私は完璧ではありません。
身の回りを見渡せば、化学調味料や添加物の入った食べ物もたくさん食べています。
出来るところから少しずつやってゆきたいです。
小さな頃に食べた味は一生忘れないものです。
良いものも、あまり良くないものも。

私はインスタントラーメン(○ッポ○一番味噌ラーメン大好き)やスナック菓子も好きです。
アサリのむき身の茹でただけのやつなんかは、祖母の味として今でも私の味覚に思い出として残っています。
ハンバーガーも好きです。
そんなことを考えると、子供の頃にいろんなものを食べていたんだなと思います。

子供たちに自然な食べ物を食べてもらいたい。
これもねぎぼうずの思いです。

この土地で出来る旬の食べ物は、季節が巡ってこないと食べられないものばかりです。
初夏を迎え、暑くなり始めると私はピーマンや青唐辛子が無性に食べたくなります。
秋が来て涼しくなり始めると、小松菜や葱の味噌汁が食べたくなります。

そんな食べ物の季節感を大切にしたいものです。

要は、美味しい食べ物を美味しい時季に、私も食べる人も安心して食べられる野菜やお米を作りたい。

これが有機農園ねぎぼうずの食べ物を作る姿勢です。

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