関東地方が梅雨入り

田んぼの稲は分けつ期を迎え、どんどん茎数を増やしています。

ザリガニが多い田んぼは被害も多く、この一番大切な分けつし始めている茎を切っては食べてしまう。
適度にザリガニがいて、田面がデコボコでなく、粘土質の田んぼは生育がすこぶる良好なのですが、油断して水位が高かったり、ザリガニが大量発生した田んぼは茎数が増えないので、収量がかなり落ちてしまいます。

慣行農法ではザリガニを薬剤を使って駆除しているようです。
そんな田んぼは水が澄んで、静かに感じます。

またザリガニもいる田んぼといない田んぼがあって、全く見かけない田んぼもあります。
そんな田んぼは草が多く、チェーン除草ではヒエは抑えられたのですが、コナギやホタルイという草は伸び放題。
悪あがきに近い動力除草機を回して草取り。

動力除草機 再登場

動力除草機 再登場

田んぼが草だらけでも、やっぱりそこには沢山の命が住んでいて、除草剤など薬剤を撒けばバランスが崩れる一方。
雨仕事の田の草取り再開です。

何事もバランスが重要。
野良仕事は本当に生き物たちが近くにいないと成り立たないお仕事。

株元には尾っぽの付いたカエルちゃん

株元には尾っぽの付いたカエルちゃん

田んぼには一体どれだけの命がいるのでしょうか?
分けつが進む稲の株元には尻尾のついたカエルがしがみついています。
写真を撮った時には気付かなかったけど、写真左の葉っぱには、バッタの赤ちゃんもしがみついている。

沢山の命がいるってことを想像することが大切なんだと実感します。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

農園からのお知らせ

令和5年産無農薬米 販売開始!!
コシヒカリとササニシキ
ジャスミンライスとツキミモチも

無農薬無化学肥料のコシヒカリとササニシキ
低温貯蔵(15℃~16℃)

農薬と化学肥料を使わずに大切に育てたお米です。

詳しくはこちらから 

ご注文はこちらから 



どうして農薬と化学肥料を使わないのか

農園通信 年中夢究

  1. 籾播き
    3月21日、22日は今季一回目の籾播きでした。 21日は育苗の共同作業している仲間分でコシヒカ…
  2. タンクで浸種
    今年もいよいよ本格的に米作り始まりました。 まずは種もみの温湯殺菌(消毒)です。 温湯消…
  3. 水路掃除 花見台取水口
    3月3日は山名地区の水路掃除がありました。 地区住民総出の水路掃除をやっているところは珍しいのでは…
  4. 落ち葉の腐葉土
    冬のお仕事の一つ薪集め。 我が家には薪ストーブが1台、妻の助産院にも1台、そして作業場の倉庫に…
  5. 畦焦し
    2月3日は第一土地改良区海老敷の畦焦し(あぜこがし)でした。 畦焦しは田んぼの地主が中心になって行…
  6. ユンボで暗渠掘り返し
    冬は農閑期なんていわれていますが、なんのなんの。 やること沢山、地味なお仕事ばっかりです。 実は…

facebook

ご注文はこちらから

コシヒカリ、ササニシキ、和みリゾット、ジャスミンライス、もち麦、うどんなどのカートです。

旬の有機野菜セットはお米と一緒にその時ある野菜たちをお届けしています。カートの備考欄からお問い合わせください。

 

私たちが作っています

私たちが作っています

2024年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る