稲刈りが進んでいます 農薬化学肥料不使用の米作り 年中夢究 2023年9月4日

今年の稲刈りはどこもかしこも早い。
山名の原は8月20日頃に始まったと思ったら、9月2日には見渡したら稲が残っている田んぼは3枚だけ。
高温と水不足で稲の明るみ(登熟)が早まったのと、多くの台風が発生して生産者を慌てさせたことが原因かな?

今まで雨が降らず、水不足だったのに、稲刈りが始まった途端、台風の影響による雨で何度か稲刈りが中断。
それでも受託作業は残すところあと2枚。
我が家の田んぼは、コシヒカリは刈り取りが終わり、明日9月5日からササニシキの稲刈りを始めます。
 

コシヒカリの稲刈り

コシヒカリの稲刈り
9月3日までは何とか順調に
稲刈りが進んできました


 
山名下ノ坪の稲刈り

山名下ノ坪の稲刈り


 
排出された籾

コンバインから排出された籾
自立型のフレコンに入れられ
ライスセンターへ運ばれます。

今年は本当に高温と水不足でお米の生育が心配されました。
幸いカメムシの大発生も無く、斑点米、着色粒、白濁などのお米も、思っていたほど多くない。
例年通りの収穫になそうです。
 

収穫間際の稲穂

収穫間際の稲穂
水不足と高温に悩まされた
2023年の米作り

野菜に関してはこの高温水不足は致命的で、播いても発芽せず、発芽しても枯れてしまうことが多く、潅水しても焼け石に水状態。
しかも私自身暑さに弱く、炎天下での作業が捗らなず、8月はさんざんな結果になってしまいました。
稲刈りが終わり、まとまった雨が降り涼しくなってきたら、仕切り直しです。 

しかしこの夏の高温と少雨は今年だけなのでしょうか?
この気候が定着してくると、米作りが難しくなってくる場所もあります。
天水頼りの田んぼは作れなくなる。
そもそも人が外で活動できる気温を超えていて、田んぼ作業が捗らず、とても厳しい条件になってしまいます。
高齢化、担い手不足、さらにはこの気象で、農村、農民は食べ物を作ることをあきらめてしまいそうです・・・。
つらい現実ばかり書いても仕方ない。

少しでも環境負荷の少ない生活様式に変えていかないと、とあらためて思う米作り終盤戦です。
 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

農園からのお知らせ

令和5年産 無農薬米 販売開始!!
コシヒカリとササニシキ

無農薬無化学肥料のコシヒカリとササニシキ
低温貯蔵(15℃~16℃)

農薬と化学肥料を使わずに大切に育てたお米です。

詳しくはこちらから 

ご注文はこちらから 



どうして農薬と化学肥料を使わないのか

農園通信 年中夢究

  1. 新米は照りが違う
    台風が来る前に、コシヒカリとササニシキの稲刈りが終わり、ほっとしています。 乾燥調製籾摺りが終…
  2. 山名下ノ坪の稲刈り
    今年の稲刈りはどこもかしこも早い。 山名の原は8月20日頃に始まったと思ったら、9月2日には見渡し…
  3. 頭を垂れる稲穂
    8月お盆を過ぎれば稲刈りが始まります。 今年の出来は雨が少なく水が切れた田んぼが多かったことが…
  4. パイプライン
    南房総三芳地区?安房地域?は7月5日に降った雨を最後に、まとまった雨が降っていません。 お天気…
  5. 大豆播種
    九州中国地方など、まだまだ大雨の降っている地域がある中、安房地域、特にここ南房総では雨がほとんど降っ…
  6. 胡瓜やズッキーニ
    梅雨時は雨が多くて畑作業が出来ず、その分田の草取りに集中していました。 暑いさなかの田の草取り…

facebook

ご注文はこちらから

コシヒカリ、ササニシキ、和みリゾット、ジャスミンライス、もち麦、うどんなどのカートです。

旬の有機野菜セットはお米と一緒にその時ある野菜たちをお届けしています。カートの備考欄からお問い合わせください。

 

私たちが作っています

私たちが作っています

2023年9月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る