秋晴れ!脱穀! 農薬化学肥料不使用の米作り 年中夢究 2023年10月6日

もち米のツキミモチの脱穀は9月29日。イセヒカリは10月3日に終わり、最後のプリンセスサリーの脱穀を7日に予定しています。
稲束を掛けてから脱穀までの間、掛けた稲束に雨を当てたくないのですが、自然相手のお仕事なので、どうしても雨に当ててしまうことも。
今回もプリンセスサリーは4日に雨が降ってしまい、脱穀延長の結果10月7日になりました。

はざがけ天日干し

はざがけ天日干し

はざがけ天日干しの稲刈りは、手間と時間がかかりますが、私が就農した25年前はみんなこのやり方。
コンバインなんかまだ村内に数台しかなく、トラクターだって珍しかった時代。
当たり前のように、稲刈りをして、ナラシを立てて、稲束を突っ掛ける。
冬には竹を切り、長さを切りそろえ、ナラシ小屋へ保管。
手間がかかって、面倒だけど、ごく当たり前の作業としてやっていたものです。
就農以来毎年この稲刈り一連の野良仕事は続けているのですが、身体が覚えているから、それほど苦にはならない。
でも年のせいか、腰痛がキツイ。
 

ツゲ

ツゲ
作れる人も少なくなったのでは??

稲刈りっていうと稲を刈って、ナラシにかけて天日干し、乾燥が進めば脱穀ですが、実際にはナラシの材料の竹切りや保管、それを運んだり、片付けたりなどなど、稲刈り関係の野良仕事が沢山生まれ、自然の中から使われる資材も沢山あって、邪魔者扱いの竹も大切な資材になります。
さらには使いこなす技?技術もあり、やめてしまえばそれで終わってしまうようなことが、いろいろあるのだと最近特に実感しています。

6日7日は乾いた秋晴れの予報、この晴れでしっかり乾かせれば最後の大仕事の脱穀です!
 

ツキミモチ脱穀

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