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- ナラシ片づけ 稲刈り終了 年中夢究 2023年10月13日
ナラシ片づけ 稲刈り終了 年中夢究 2023年10月13日
- 2023/10/13
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一昔前は当たり前だった、はざがけ天日干しによる稲刈り。
今ではすっかりコンバインが主流となり、我が家でもコシヒカリ、ササニシキのうるち米は、コンバインでの収穫です。
ツキミモチやプリンセスサリー、今年はイセヒカリがはざがけ天日干しでした。
面積が増えてすべての田んぼで、天日干しは不可能なのですが、毎年4反弱ほどは、バインダーで稲を刈り、竹でナラシを立て、そこに刈り取った稲束を掛けて天日で干します。
天候に恵まれれば5日ほどで乾燥が進むのですが、雨に当たるとちょっと先延ばし。
ワラも大切な資材なので、特に今年は牛やさんがすべて持って行って、牛の餌にするということで、ちょっと神経を使いました。
脱穀まで終わって一休みせず、ナラシの竹まで片付けて稲刈り終了となります。
コンバインでは数時間の作業でも、天日干しは刈り取って干して、脱穀してと最低でも1週間ほどかかります。
天候にも大きく左右される、秋の一大イベント。
まあ、でも、毎年やってて身体が覚え、当たり前の事なので、苦にはならないけど、流石に周りがすべて終わって、自分の田んぼだけ秋空に残っているなんてのも、ちょっと気が急くものです。
好きだからできるって言えばそれまでですが、やっぱり一連の作業が好きなわけです。
冬にはナラシの竹の材料を山から切り出し、秋の収穫を思い浮かべ、なんというか特に大量の燃料を使うわけでもなく、野良仕事が終われば腹が減り、今風に言えばCO2の排出量も少ない。
人間の活動もこれぐらいなら環境負荷も少ないか?なんて考えたり。
ナラシの片づけで田んぼに入れば、先日刈り取った稲の株から、ひこばえが伸びていて、夕方になれば露が足袋を濡らします。
稲も刈られても一生懸命また伸びようとしていて。
そういうことを感じられる野良仕事がやはり好きなのです。
先日までの暑さが嘘のように秋が深まってきました。
畦草刈りや秋の田起しがまだ残っていて、しばらくは田んぼの野良仕事が続きます。
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