急遽暗渠修理工事 水が溜まらなきゃ勝負にならん 2024年4月2日

毎年どこかしらの田んぼで起こる暗渠のパイプ周りからの水漏れ。

ここ数年は特にひどく、その原因はザリガニだと判明しています。

この地域はザリガニの発生が非常に多く、特に無農薬栽培だとザリガニを殺す薬を使わないので、ザリガニにとっては、とってもいい環境が揃っているようです。
 
ザリガニが冬になると越冬するために、深く縦に穴を掘って、身を潜めます。

ここからは想像。

その掘った先に暗渠のパイプがあったりすると、暗渠のパイプ周りが水があるため、越冬しやすいのかな。

さらに排水側のパイプ周りを掘られてしまうと、いざ春になって暗渠の栓を閉めて、水を溜めても、そのパイプ周りから水が駄々洩れになってしまうのです。
 

暗渠修復工事

暗渠修復工事

 
この田んぼは田んぼの中に開いた大きな穴から水が抜けていて、掘ってみると暗渠のパイプまで続いていました。
 
まだ代かき前だったので、暗渠栓をすべて外して、田面を乾かし、ユンボで掘ってザリガニの穴を埋めて、急所にはモルタルと粘土を練ったやつを詰めて、埋め戻し。
 
人力ではなかなか出来ない穴掘りですが、ユンボを使えば確実にできる。
 
今年の冬は何カ所か暗渠工事せねばなのです。

これで水がバッチリ止まって水持ちの良い田んぼになれば、大成功です。
 
水持ちの悪い田んぼは、草が出やすく、無農薬栽培では致命的。

とにかく水を切らさず、田んぼを平らに作る事が、大事なのであります。
 

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