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農薬空中散布 年中夢究 2022年7月19日
- 2022/7/19
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農薬化学肥料不使用の米作り
今年から作ることになった田んぼは大学口という地区にあり、農薬の空中散布が行われる地区です。
三芳地区は7月20日空中散布が行われます。
散布予定農薬はラブサイドキラップフロアブル。いもち病防除剤として効果の高いラブサイドと殺虫剤キラップとを混合したフロアブル剤だそうです。ラジコンヘリコプターから低空で空中散布を行うというもの。殺虫剤の主な対象となる虫はカメムシ類。斑点米の原因である吸汁跡を作るカメムシの駆除だそうです。
しかし田んぼにはカメムシだけがいるわけではなく、沢山の生き物たちが蠢いていて、しかもカマキリやクサキリ、バッタ類はまだ生まれたばかりの小さな個体が多く見られます。当然のごとく影響を受けているはず。一気に静かな田んぼになってしまうはずです。
写真の白旗は空中散布しないでくださいのマーク。
この旗がある田んぼと両隣は散布が行えません。
蚕、ミツバチにも影響があると説明書にも明記されています。
白旗を上げることによって散布地域を減らすことができるのですが、散布を希望する生産者との軋轢も発してしまうこの空中散布。
無農薬や低農薬の生産圃場が多い山名、海老敷地区では空中散布は行われないので安心です。
私の田んぼも山名・海老敷地区に多くあります。
私のような無農薬の生産者が他地域で米を作るのは踏ん張りどころです。
空中散布があるから無農薬米の栽培をあきらめるのではなく、広範囲に化学物質を撒くという行為を、無農薬の田んぼを増やし白旗を掲げることによって、少しずつでも減らせれば嬉しいのです。
コガネグモ
沢山田んぼにいるクモ
ツチガエルかな??
シロヘリクチブトカメムシかな?ハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウ、イネツトムシ、シャクガなどのガの幼虫の体液を、ストローのような口で吸収する。
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