今年は秋の天候が安定せず、稲刈りから、その後の秋の田んぼ仕事がなかなか思うように進んでいません。

雨が多くぬかるむ田んぼも多いため、秋耕ができずにいます。

農薬化学肥料不使用の米作りは秋から始まっています。

なるべく早く田んぼを浅く耕し、稲ワラや稲株の分解を早める事が出来れば、春の代かき後の田面のトロトロ層を作ることができると考えています。

これはそれぞれの農家さんによって、考え方がいろいろなので、一概に正解はありません。

ただ代かき後、いつまでたっても田んぼの濁りがなくならないのは、ザリガニなどの比較的大きな生き物たちが動き回るだけでは出来ないことだと思っています。

濁りが取れない田んぼの土は、表面がトロトロでは多くのの穴が開いています。

イトミミズなどの生き物たちが沢山いる証拠だと思います。

その生き物たちが沢山いる田んぼを作ることが出来れば、草も生えずに除草剤などに頼らない米作りができるのだと思っています。

浅く耕すために、ひこばえ処理耕す前に田面の稲株を
細かく粉砕

浅く耕すために、ひこばえ処理
耕す前に田面の稲株を
細かく粉砕 使っている機械はハンマーナイフモア

秋耕が遅れているので、田んぼが乾いたらすぐにでも浅く耕すことが出来るように、伸びたひこばえなどをハンマーナイフモアで粉砕して、少しでも分解を早める作業をしています。

さらには田んぼの高低直しも始めています。

稲刈り後なら稲株がない所は低く、草が多い場所は高いなどと判別がしやすい。

耕してしまうと高低は全く分からなくなってしまいます。

後は経験や勘に頼るしかない。

もちろんレーザーレベラーなんて機械もありますが高額(500万以上)。

トラクターダンプで高い所の土を低い所へ移動

トラクターダンプで高い所の土を低い所へ移動

田んぼの高低直し 高い所の土を低い所へ運んで 田んぼ一枚を均平にします

田んぼの高低直し
高い所の土を低い所へ運んで
田んぼ一枚を均平にします

なので地道に毎年少しずつ土を移動して均平作業です。

来年の作付けに向けて地道な作業が続きます。

ですます口調の年中夢究は堅いね・・・


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