やっと田んぼが乾いてきた 冬仕事再スタート 年中夢究 2024年11月6日

振り返れば雨の多い暖かい秋でした。

暑い暑い乾いた夏が続いていたと思ったら、稲刈りが始まった途端に、雨、雨、雨。

幸いにも災害級の大雨はなかったものの、結局ずっと定期的に降っていて、週間予報から雨マークの消えることがない秋が続いていました。

「晴れが続いたらやろう」と思いつつも、晴れが続かず。

定期的に降っていたので、ひび割れていた田面は、塞がってしまい、水が溜まるほど。

よく乾く田んぼは、何とか秋耕までは終わったものの、少し水はけの悪い田んぼになると、お手上げでした。

稲刈りシーズン以外で、こんなにも晴れの連続が待ち遠しいのは初めてかも。

ようやく田んぼが乾き始め、伸びてしまったひこばえを、ハンマーナイフモアという機械で粉砕したり、トラクターダンプで田んぼの高低直しがやれるようになりました。

ひこばえ粉砕ハンマーナイフ

ひこばえ粉砕ハンマーナイフ

 

トラクターダンプで土移動

トラクターダンプで土移動
田んぼの高低直し

来週後半(13日ぐらい)までは、晴れマークが出ているので、冬の田起しをやれそう。

米作りには農閑期と言われる冬ですが、春からの田んぼシーズンに向けて、地道な野良仕事沢山あります。

田んぼに覆いかぶさってきた枝や木、竹などの伐採、畦の修復、水漏れのひどい場所は暗渠工事。

用水のU字溝のつなぎ目の補修、枯れた畦草の管理。

一昔前までは、ここに住む人のほとんどが農家だったのだけど、規模の大きな農家に農地が集中して、小規模の農家はいなくなってきました。

春になれば田仕事をする人が沢山田んぼで見かけられたのに・・・。

人が少なくなると、日々のお天気の話もできる人がいなくなってきた、なんて感じるのです。

来年から新しい試みが始まります。

農に携わる人を増やす試み。

また別の機会に。

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